下手な横好き

噛む・噛む・噛む

鳥越城址跡で夜桜と星空を楽しむ








噛む・噛む・噛む

 小野塚教授の実験は、ガムを噛む行為で研究が行なわれた結果です。
ただ、ガムという食品には、食品添加物が含まれています。とくに合成甘味料として使われている一部の添加物には、健康を害するものがあることも指摘されています。
たとえば、アスパルテームは脳腫瘍や白血病、リンパ腫を起こす危険性が指摘されていますし、アセスルファムKは免疫や肝臓に与える影響が不安視されています。

 ガムは、こうした不安を感じてまで噛むものでもないでしょう。
ガムを噛むのならば、やはりスルメをかじっているほうが、長寿にはよほど適しています。

 なお、よく噛むためには、歯を大事にすることにも気を配りましょう。
失った歯は義歯やインプラントなどで修復し、虫歯も治しておくことも重要なことです。

噛まずに「おいしい!」と
感じるものには要注意

 脳をダメにする食品もあります。
それは、「噛まずともおいしい」と感じさせる食べ物です。
今、噛まずに食べても幸福な刺激が脳に直行する食べ物が増えています。その最たるものの一つがスナック菓子やファストフードでしょう。

 本来、食べ物とは咀嚼することによって「おいしい」「幸せ」と感じるようになるものです。
少しずつ噛みながら食べている間に血糖値がゆっくりと上がり、脳にエネルギーが送り届けられるからです。

 ところが、スナック菓子やファストフードは噛む必要がほとんどありません。
それでも「おいしい」と感じるのは、口に入れた瞬間に「うまみ」を感じさせるよう計算されているからです。
この誤った「おいしい」を演出しているのが、「うまみ調味料」という化学物質です。
うまみ調味料は、噛まなくても強烈な幸福感を脳に感じさせます。こんなものを乱用した食品でお腹を満たしていると、
「噛むことで脳が活性化する」という機能を働かせられなくなり、脳が衰えてしまうのです。

 こんなにも自然の摂理に逆らう食品を、なぜ、現代人は好み、求めるのでしょうか。
その一因は、現代がストレス社会にあるからです。ストレス社会に生きていると、無意識にも脳がどんどん疲れていきます。
脳はその疲弊感を回避したくて、「よく噛む」という苦労をせずとも、強烈な幸福感を一瞬で獲得させてくれる即効性の高いスナック菓子やファストフードに癒しを求めてしまうのでしょう。

 しかし、スナック菓子やファストフードを食べたところで、心や脳が芯から癒えることはありません。1万年前にはなかったものが腸に入ってくると、活性酸素が大量に発生してしまい、腸が荒れてしまうからです。
セロトニンやドーパミンなどの「幸せ物質」の原料は腸でつくられ、脳に送られる話はしました。
スナック菓子やファストフードは脳を一時的に満足させますが、腸をひどく荒らすため、結局のところ、脳が「本当の幸福感」をつくり出す力を
弱めてしまうだけなのです。

私心
スナック菓子おいしいです、私も食べます。此れから孫に与えるの止めるようにします。


写真を趣味に高齢者の戯言

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