下手な横好き

ある案内文から

省エネ住宅への取り組み
 私は、外断熱工法を勧めるグループに入会していますが、そこからの研修案内です。

 ドイツは環境問題について、非常に関心が高く二酸化炭素の排出削減に取り組んでいるのが、
時々TVでも紹介しています。下記の案内文からもそれがよく解ります。

                      記
 2008年7月7日より、北海道洞爺湖でG8サミットが開催されます。
環境がテーマの環境サミットと言われていますが、建築における省エネルギーに
関する取り組みが見えていません。
2007年にドイツで開催された「ハイリンゲンダムG8サミット」では建築物に関する「2.各国は、エネルギーの正味消費量が極小(PH=無暖房住宅)もしくはゼロ(ZEB=ゼロエネルギービルディング)の建築物の建設を支援し奨励し、
このような建築物が確実に市場に一般的に出回るようにしなければならない。
PHもしくはZEBは、今後の建築規制条例の目標とする。」との提言が承認されました。
また、ドイツWDVs(湿式外断熱協会)のゼッツラー博士からは、2020年より無暖房住宅(パッシブハウス=15kWh/㎡・a)がドイツの省エネ基準(最低要求基準)になるという衝撃的な発言がありました。

パッシブハウスはこれから世界が進むべき道を示しています。

 その一方で、我が国では1999年に決めた次世代省エネ基準のレベルで右往左往しています。
今建てている建物を、30年、50年、100年、200年使うのであれば、今から50年先の省エネレベルでの建築を行わなければならない。

 特に断熱に関しては簡単にやり直しがきかないのだから、しっかりした建物を建てる必要がある。
日本政府は、7月の「洞爺湖G8サミット」で何を語るのか・・・今回の外断熱技術セミナーは、1981年にパッシブソーラーハウス設計事例集を監修、出版された田中辰明先生から「創成期のパッシブハウス、ソーラーハウス、外断熱・・・」について、エコライフラボ事業統括責任者のOskar Bartenstein (バルテンシュタイン)氏から、
「太陽とバイオマスの実践:エコライフラボのCO2排出0建築」をテーマに欧州の
環境製品(ソーラー、バイオマスなど)の紹介をしていただきます。・・・・・以上

 昨日は東北で、ソーラーパネルを用いた無暖房住宅が取り上げられていました。
太陽熱を取り入れる大きな開口部と、夏は日射を防ぐ工夫として、屋根ひさしを長くしていました。TVに建築現場を紹介していましたが、工法の詳しい説明は有りませんでしたが、
肝心の断熱部分では、TVで見る限り、私共が用いている高性能な断熱材で外断熱施工と判断しました。 それに、ソーラー発電を用いていました。石川県も日照時間が短いのですが、これからは積極的に勧めたいと思いました。
       まじめな社長のまじめな住い造り実践会 代表 米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

Unknown
私の記憶では、ドイツでは外断熱工法で無ければ罰則になるとの事です。徹底して何事にもこだわる国です。
それに比べて、我が国の住宅政策は全て、ハウスメーカーの施工技術?もしくは施工体制が整ってからの法整備?だから、住宅の性能も遅れていると言われます。年間何万棟も施工能力そのラインの変更は容易では有りません、だから、高性能な住宅は地場の業者がハウスメーカーより、より良い住宅との熱い思いから生まれたのでは無いでしょうか。
それはさておき、環境を考えれば超省エネ住宅となるのは見えています。
福田温熱空調
9年間も進化しない現行次世代省エネ基準
http://fok.sakura.ne.jp/
米田様
ドイツは省エネが進んでいますね。
日本は平成11年に現行の次世代省エネ基準ができも9年も経っています。
これだけCO2削減が叫ばれているのに0エネルギーといわないまでも国はこれに近い目標基準をつくるべきだと思います。
今では次世代は当たり前で最低守らないといけない基準です。
我々省エネ住宅を目指す者として一歩進んだ目標値
があればやり甲斐があり他社との多いに差別化でき励みになるのですが・・・。
パッシブを取り入れた新基準がでれば日本の住宅の温熱のレベルもおのずと上がります。
ほんとに日本の50年後のことも考えた基準を早くつくってほしいですね。
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