石川県でお世話になって早25年。
右足に不安を持つ私にとっては、白山は見て楽しむもの、登山は私には到底無理だろうと思い、何度か雪を抱いた白山をカメラに収めては今日まで過ごして来ました。
其れが、
ある方のお陰で22日、23日と二度も山頂に立つ事が出来ました。
同行して頂きました、Fさん、Yさん、Kさん本当に有難う御座いました。
白山に登る。
前日までは降ったりやんだり、時には雨足が強い空模様でした。
7月22日目覚めれば4時前、慌ててご飯に納豆をぶっ掛け早々に食事を済ませ、
用意をしていた、ザックと杖、忘れ物は無いだろうと、
【忘れ物が有りました。其れは早朝登山にと思って買ったヘッドランプです。
何をしているのやらですね、室堂に付いてから知ったのです】
妻の軽四を借りて、集合場所の道の駅「しらやまさん」に一目散。
そこには、友人でKさんが待っていました。
そして、私の為に同行して頂くFさん、Fさんの友人のYさんが到着し、揃って登山口へと行ったのです。
しかし前日の豪雨のため、川は轟音を立てて濁流が・・・・・・白山公園道路は通行止め。
「登れるの?」「この天気では登らない方が・・・・・」
「北海道であんな惨事があった事だし・・・・・・」なんて複雑な気持ちで待つ事
約1時間30分。
安全チェックが済んで通行止めが解除され、ようやく車で登山口の別当出会に着きました。
この間にちょっとしたトラブルが有りました。
同行のF様が登山靴を忘れ、其れを奥様に持って来て頂いたのです。
【多分車で1時間はかかったと思います。本当に良く出来た奥様ですね。
これも日頃F様は奥様を大切になさっている証拠と羨ましくもあり感心もしました。】
話は前後しますが、今回の登山を通じて50代後半から60代後半の方を多く見受けました。
ご夫婦の方も多くいましたが、ご婦人方の単独、もしくは女性グループの方も多いのですね。
それで何と無く中高年の夫婦のあり方が、この靴の一件や登山されている方々を
見て我が身を振り返りました。
別当出会の登山口にはこれから登ぼられる方がちらほら見受けました。
そこで記念写真と身支度を整えいざ出発。
8時15分でした。
コースは観光新道です。
計画では約4から5時間の行程でお花の綺麗なコースだと聞いていました。
同伴のFさんの話では、登りはきついが私の足を気遣ってこのコース、
帰路は若干平坦な【砂防新道】コースとなっていました。
この足が無事山頂まで、山頂とは言わなくてもせめて室堂までと期待と不安が入り混じった気持ちに覚悟を決め・・・・・40数年ぶりの本格登山に一歩を踏み出したのです。
・・・・・・が歩き始めて10分、なんと若い女性が一人凄い早足で追い越して行きました。
もっともシーズンと言っても昨日までの悪天候とそれに平日と言う事でしょうか、
超のろいスピードの私たちグループでしたが追い越したのはこの方だけでした。
他の方達は別ルート【私たちが帰りのコース】から出発したのでしょうか?
それにしても同伴のメンバーは、私の為に普段と違うスピードで大変申し訳なく思いつつも「よっちら、よっちら」と足と杖の4本で登り始めました。
今思えば、杖の力をかりなければ登れなかったですね。
若い方はとも角、私の年代と成れば杖は必需品です。
其れも二本持っていかれた方が良いです。本当に助かりました。
【杖は有った方が絶対良いですと勧めた店員さんに感謝です】
【別当出会の登山口にて、出発前の不安げな私です】
コメント一覧
米田です
福田温熱空調
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事