以下コンサルから
米田さん、建築費だけを見ないでください。
ライフサイクルコスト=建物にかかる生涯コストでしたね。
寿命がくれば、解体する事になりますよね。その解体費用もライフサイクルコストに入ります。
家を建てようとしている時に、解体費用なんて考えたくないでしょうが、
大切なことなんです。
数年前、建設リサイクル法の「建築物等に係る分別解体等及び再資源化等の義務付け」の条項が施行されました。
80平方メートル以上の住宅が対象です。つまり解体費用が高くなるんです。
ということは、メンテナンスによって建物の寿命を伸ばすこともライフサイクルコストを抑えることにつながるわけです。
一番の注目を浴びる建築費は、実は全コストの4分の1程度にしか過ぎないんです。建築の初期費用を抑えただけでは、その後に発生する改修・維持にかかるメンテナンス費用が逆に増える事だってあるんです。
最近では、太陽光発電など環境や体に優しい設備の導入が盛んですね。
これらは最初にかかるコストやメンテナンスにかかるコストを考えると割高に感じますが、ランニング・ライフサイクルのコストで考えると「元が取れる」かもしれません。米田さん、色々な角度から見てみることが大切ということですね。
参考に
【屋根葺き直しのリフォームを近日に予定していますが、屋根材にアスベストが混入されています。
今回の様に部材によって特別に廃棄処分費用が今必用となっています。
イニシャルコストは安くても、ライフサイクルコストから見れば結局は高く付く事に成りますね。
特に、スレートは表面の色落ちが酷かったので、耐用年数を高める為には、その
メンテ費用がかさばった事でしょう。
あさひホームでは創業から屋根材は瓦葺きが原則です。
【創業から今日まで一棟だけ、お施主様のご希望でスレート【コロニアル)葺きで建築しましたが、北陸の気候からスレート葺きはお勧め致しません】
とに角、新築時に何を使うかではないでしょうか。
安ければ、それなりの部材を創り手は用いている事ですね。
この業界では
「値引きを求めると言う事は手抜きを推奨している」と言われているのが現状となれば、
安くは其れ相当の建築部材で建築されると言う事につながりますね。
新築時は安く建築出来たと思っても、後日の費用負担が増えると言う事で、決して
安くないですね。
さて、今日では、エコブームで、政策面での後押しもあって、急速に進められています太陽光発電です。
北陸では発電効率が悪いとされていますが、ご家庭の設置箇所が発電に好条件なら、発電効率は良いと聞きます。
それで、設置条件次第ですが勧め致します。
【もっとも、環境面から見れば、是非考えて頂きたいですね】
それに、ご存知でしょうが、補助金の活用が出来ます。
イニシャルコストは嵩張っても、ライフサイクルコストで見れば検討する余地は十分に有ります。
最後になりますが、
自ら【家族】の思いをかなえると同時に、環境に配慮した住まい造りをお願い致します。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表米田正憲
コメント一覧
米田です
谷村
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事