小雨が降っていますが暖かく成りました。
事務所玄関温度も20度と表示されています。
昨日知り合いの歯科医で治療を受けた際の話しです。
米田さん、「:::って知っている」
それは金沢市で建て売り住宅を手掛けている不動産業者です。
超安値で土地+建物セットで2000万円を場所によっては切って売っているのです。
歯科医曰く「何であんなに安く出来るの・・・・?」
治療を受けながら、建物の造り方を言っても先生は解り難いく、何分にも治療中です「私共では出来ません」
ローコスト住宅は私の住まい造りの考え方と違うのですから、私の考えと違う造り方をすれば出来ます。
そして、先生は「あんな価格で建てたら災害時に怖いだろう」
私は「安くてもそれはないでしょう」と答えましたが・・・・・・・それも災害の大きさによりますね。
金沢で不動産業を営む友人も、最近は建て売りは面白くない【利益が無い・売れない】との事です。
この超安売りの影響を受けての事でしょう。
お客様も
超ローコスト住宅のリスクを考える前に先ずは住宅を持ちたいと思うのでしょう。
注文住宅においても超ローコスト住宅を手掛ける会社もいますが、トラブル続出と聞きます。
そう言えば最近、近くで建築している現場を見ません・・・・・多分風評が建築を減らしているのでは・・・・・・・。
其の点建て売りは見ての勝負でですが、それは完成で、建築中は見ていません。
其の点注文住宅と異なります。
そして自宅の建築時の話しを聞く事に成りました。
築20年ほどだそうです。
建築士に設計そして数社の見積もりを取ってある当地のゼネコンに依頼したのですが・・・。店舗兼居宅ですね。
鉄骨造りです。
この業者の施工が酷かったのだそうです。
【業者だけではなくて建築士も悪るいのす】
工事中に先生の父親がこの作業は可笑しいと言う事で手抜きを発見した様です。
その後において、幾つかトラブルが・・・・・。
建築を請け負ったゼネコンは最近倒産しましたが、「手抜きするから仕方ないだろう」と成りました。
このケースは一般住宅でも時折に見かけますね。
建築士とゼネコンの組み合わせですね。
見積もりを取ったのは良いのですが、結局は建築士とゼネコンが結びついていたのです。
お施主様に解らない所での仕様変更です。
その上に管理も出来ない・・・・・・これはゼネコンと建築士との力関係ですね。
私の経験上からこのパターンで出来た住宅は時折クレームを聞きます。
これはこの業界の悪しき風習が沁み込んでいるかではと思っています。
木造においてもこのパターンが有りますか、建築士に依頼したから間違いが無いと信じ込まない方がむしろ良いですね。
そして先生は、「米田さん住宅は木造に限る、鉄骨は寒くて結露でどうしようもない、終の住み家は平屋で木の家で住みたい」と成りました。
先生の友人は木の住まいにしたとの事です。鉄より木ですね。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲