不況・・・・・怒り

 不景気大合掌の中でクリスマスイブがすみました。
私共の年齢になれば、孫の喜ぶ顔が何よりのプレゼントです。
イブには1日早い23日、近くに住む娘から「ケーキを作ったから食べに来ない」との
誘いで夫婦共々娘の手作りケーキを頂き、はしゃぐ孫達とのひと時を過ごしました。

 ところで、この年の瀬を向かえ不況が大きな嵐となって来ました。
楽しく過ごされた方、又もそうで無い方もクリスマスは終わり、
もう直ぐ新年を迎えます。
連日に非正規社員や派遣社員のリストラが報道されています。
建設業界から自動車業界へ、共に裾野が広い業種ですから、各産業界へ不況の
波が広がり始めました。

 真っ先に行なわれるのが弱者の切捨てですね。
小さな小さな会社を経営する者ですが切なくなりますね。
社会のせいにするのでは有りませんが、それでも大きな矛盾を感じています。

 切り捨てる大会社の姿勢が、企業として苦渋の決断？それとも
すばやい決断なのかは解りませんが、それらを含めて、全て政治の貧困から
来ている様に思えてなりません。

 既得権益を握った官僚支配のなすがまま、この仕組みの歪みで何かにつけて
対策が遅いですね。
政治に緊張感が感じられないは私一人では無いでしょう。

 未曾有の時代だからこそ、真っ先にしなければならないのは行政改革・公務員・
政治改革です。
特に、無駄が多いと言われている年間12兆円余りもの予算を組んでいる
独立行政法人などは一旦すべて廃止し、其のお金を医療や国民年金、
地方の行政に配分するべき道筋を作る事です。
そしてそれを確実にやり遂げる事です。
3年後に消費税といっていますが、先ず無駄を無くす事でしょう。 
 
 切り捨てられ、行き先の無い労働者を横目にぬくぬくと高給を掠め取る
天下り制度をなくし、労働者の雇用の確保や年金保障を確かなものにして、
国民の将来に希望・安心感の持てる社会の仕組みを作る事が早急に
求められていると思います。
皆様は如何でしょうか？

 年は牛年ですね。
もーいい加減に官僚支配から国民に目を向けた政治をして頂きたいですね。

昨日
渡邊喜美元行革担当相が大勢の自民党議員に囲まれた中でただ一人、
野党が提出した衆議院解散要求決議案に賛成し起立しました。
既存概念を変革するには勇気がいります。
一人でも骨のある若手議員が増えて,永く続いた官僚支配の仕組みを打破して
欲しいと願う者です。
しかし
「国よりも党、党よりも我が身」この様な国会議員程、握った権力は
手放しません。
国民の為に早くリタイアをして頂きたいですが、その自覚は無いでしょうから
やはり1日も早い選挙を願う者です。