越前海岸の水仙
ネットから引用
建設の「品質」が問われた1年
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2015年もそろそろ終わろうとしています。
振り返ってみると、建設関連の話題が社会を騒がせた1年でした。
3月に発覚した免震ゴム支承の偽装、8月には落橋防止装置の溶接不良隠蔽、そして10月には
横浜のマンションでの杭のデータ改ざん――。
建設に限らず、日本の技術や品質管理は世界トップレベルだと言われますが、本当にそうなのか。日本の建設の「品質」への信頼が揺らぐ出来事が続きました。
品質が問われたこの1年を振り返る意味を込めて、日経コンストラクション12月28日号では、
特集「品質神話の崩壊」を企画しました。先に挙げた事例では、設計、施工、検査、契約形態など様々な問題点が指摘されていますが、特集記事では主に、多くの事象に共通している施工管理の在り方に焦点を当てました。
横浜のマンションでの問題について、元請けの三井住友建設は、2次下請けの旭化成建材の管理能力を過信していたという趣旨の発言をしています。よく言われる「性善説」に基づいた施工管理というわけです。
信じて任せるというのは、一見“きれい”で、かつ“楽”でもあります。
ですが、正論を言ってしまえば、信じて任せることとチェックすることとは分けて考えなければなりません。
特集記事で取り上げたほかの事例も含め、再発防止策として挙がっているのは、管理の強化です。例えば、「元請けや第三者による全数チェック」。これには時間も費用も掛かるので、その手当てが欠かせませんが、方向性としては妥当なんだろうと思います。
ただ、私が感じるのは、本当に全数チェックなんてできるのだろうか、という素朴な疑問です。
もちろん、最初しっかりチェックするでしょう。
当然、ミスや隠蔽などめったに起こりませんから、チェックシートの「OK」欄に、ひたすら「レ点」を
付けていくことになります。
すると、どこかの時点で“安全宣言”が出てチェックの頻度が減るかもしれませんし、チェックする人にも「慣れ」が出てきてしまうでしょう。
結果的にチェックが甘くなって…、ということにもなりはしないか。
※続きはこちらをご覧ください。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/cntcolumn/14/500185/122200013/index.html
私心
この記事の内容から昨年末に取り上げれば良かったのですが、今年は記事の様な不祥事が
建築業界に起きない事を願って新年に取り上げて見ました。
さて、技術大国の日本が本当に大丈夫?と思いたくなるような出来事が近年多いですね。
それも土木と建築関係で人を騙す事件の多さに情けなくなります
全て人命と大きな財産に関わる事なので尚更です。
私の生業とする住宅業界でも例をあげればきりがないほど社会を賑わし、それが後絶ちません。
最近は高齢者の方々を騙す悪質な事件が多いです。
そこでユーザー様は、企業規模の大小や住まいの見かけで選ぶのでは無くて、長く安心して快適に
暮らせる住まいを真面目に取り組んでいる業者を選んで欲しいですね。
何処を選んでも同じだろうなんて安易な考えでは失敗します。
また価格において一般的に比べて安いのも危険です。
会社訪問、現場担当者との面談、近隣の噂、建築現場での確認等、こまめに調査して下さい。