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サイディングの材質に疑問?
このサイディングの原材料に木片チップが混入されています。
そこで、クギ頭から水分を含み、そして外気の急激な変化でゆがみ現象を起したものと考えるのが妥当ではないでしょうか?
其れとクギ止めに無理が有った。
サイディングの変形量は、特に日当たりの良い一面において大きく、施工マニュアルの500ミリピッチのクギ止めでは押さえきれずになったのでは?
多分全国各地でこれに似たクレームが多発していたのではないでしょうか?
他社のことで今まで発言を差し控えていましたが、新築して間もなくサイディングが異常に反っている現場は幾つも見て来ました。
私の住んでいる近くの現場でも同様な住まいを見ます。
【これが全て同じメーカー品だか解りませんが】
これもローコスト系の創り手の現場だとは言い切れませんが、メーターモジュールで作った家で起きているように思っています。
だから、今まではコスト削減から現場での施工に問題が有るのではと思っていたのですが・・・・・・そうではなさそうです。
今回
現場施工の不備をメーカーから指摘を受けた面も有りますが、全てがそうでもなくても、ひずみが起きている事に商品自体に疑問を持っています。
もっともこの商品は数年前に廃盤となりました。
それで今回の劣化の原因を考えれば、
サイディングの材質とクギ止めと言う施工方法に尽きるのでは。
明らかにサイディングのクギ止めのクギ周辺から雨水が毛細管現象で浸入していたのです。
それは、下地材で確認できました。
下地材のクギ周りが地図を書いているのです。
それに横張りにも問題が有るのでは。
6年の月日が
クギの周囲から毛細管現象で雨水が染み込み、サイディング内部で膨張係数の異なる木質部分で膨らんだり縮んだり又、寒さで凍みたりして劣化を早めたと推察するのが妥当ではないでしょうか。
もっとも、サイディングが割れない範囲でピッチを細かくすれば、そりは防げるのでしょうが、
クギの頭から雨水の侵入は防げないですね。
今の所、サイディングのメーカーは、部材の費用は負担するが、取替え費用までは出来ないとの事です。
しかし
木質チップを混入する事でもし歪みの起きる現象が「早くて、大きい」のであればこの商品を外装材としては不適切な商材ではないでしょうか。
そこで、10年保証の考え方ですね。
・・・・・・・次回に続きます。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲
変形したサイディングの写真です。【木片が映っています】
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