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下手な横好き

クレームの無い家・・・・・・それは・・・・・・?

創り手の願はお客様の笑顔です。
注文住宅の現場は工事担当者と携わる職人さんによって
「クレームでなくてもクレームになり」、反対に「クレームがクレームでなくなる」
傾向が強いです。
お客様も、この点に留意すればクレームは防げる可能性が高いです。
だから建築現場を見て下さいと機会ある毎に言っているのです。
見る・聞く大切さですね。

 そこで、監督さんや職人さんと声をかけるのですね。

住宅会社を選ぶ時に会社の姿勢を知る事は大切ですが、社員も営業担当者だけでなくて現場スタッフも知る事です。
特に注文住宅の場合は是非実行して下さい。

ところで今回のタイトルがクレームの無い家・・・・・?ですが。

私達、創り手は常に皆様に喜んで頂ける住まい造りを目指して頑張っています。
小さな規模程にその思いは強いです。
一棟一棟に愛情を注いでいます。
これは棟数を求める住宅メーカーと大きな違いですね。

棟数が増えるだけ、創り手は現場にかける愛情が薄くなります。

 だから、小さな規模の工務店は工程を省いた住まい造りが出来ないのですね。
昨日のブログに掲載しました写真ですが、ボードの下地に細かくヌキ【225ミリピッチ】を使っているのをお解りして頂けたと思います。
今日ではハウスメーカーに始まり、勿論ローコスト住宅、棟数をこなす工務店に
なればこの工程を省いているのが多いです。

何ゆえでしょうか?、
例えば、ヌキは有った方が良いのに決まっています。
ところが石膏ボードを少し厚めを用いる事で法的にはOKで違法では有りません。
だからヌキ下地を施工しない業者が増えたのです。

このヌキはクギを二本で留めます。
ヌキは乾燥材【未乾燥ならヒビ割れも少ないのですが】ですから、ヒビ割れを起しやすいのです。
ヌキにヒビ割れが有りました。
これを其のまま作業を続けた場合です、お客様は「何で?となります」クレームの
対象ですね。
創り手にすれば、ヌキ一本、強度になんら問題ないです。その上に乾燥材を用い、
しかも細かいピッチで手間をかけてとの思いも有ります。また、後日に手直しとの
思いも有るでしょう。

意識のズレですね。
この様な訳で、施主様の中には良い思いをしない方もいます。
とろろがこの工程を省けばこの様な場面が元から起きません。
工事中のクレームが無くなりコストダウンになります。一石二鳥です。

それでもあさひホームはこの施工は創業から続けています。
【メリット・デメリットは今回止めます】 

さて、
クレームの少ない家となれば・・・・・・・プレハブの家では?
工場生産で、現場作業を限りなく少なくし、新建材を用い工期短縮をした
「プレハブ工法」が工事中において究極のクレームの少ない家にならなければおかしいですね。 

 そして木造住宅なら限りなく部材を減らし、行程を減らし、新建材を用いた規格住宅です。
典型的なのがローコスト住宅では・・・・・・?

 そこで結論はクレームを少なくするには「簡単で造り易い家」です。

プレハブやローコスト住宅は、本来はクレームになり難い住宅です。・・・・・・・が、
現実は多発していますね。可笑しいはなしです。
だからその様な住まいは創り手にとっては「創りたくない家」で、住む人にとっては「良い住まいとは思えない家」ではないでしょうか。

これは先にも言いましたが、
創り手の住まい造りに取り組む姿勢に愛情が無いからで、お客様への満足度が
低いからではないでしょうか?

 私の独断ですが、
丁寧で真面目な創り手が細心の注意を払ってもお客様がクレームと思えはクレームになります。
それは、自然素材で有ったり、人の力では対処できない自然の力の影響を受けるからです。

お客様も、言葉は悪いですが、たちの悪い設計士が重箱の底を突付く様な目線で
現場を見ない事ですね。
あら捜しをしても住まい造りは決して楽しく有りません。
一度信頼した業者を最後まで信頼する姿勢も時には必用ではないでしょうか。
そしてその姿勢を創り手は意に感じ、より良い住まい造りに汗を流すのですとも
言えますね。

明日の28日は得する住まい造りの勉強会です。
チョットした事で得するのですから、是非ご来場下さい。
   まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲


写真を趣味に高齢者の戯言

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