下手な横好き

健康住宅は見えない所から

11日の4時頃小松の白江町で車を転がしていた所、冠雪した白山が綺麗に見えました。


さて、一昨日は「健康住宅は見えない所」からと言うお話しでホルムアルデヒド
【化学物質】を吸着分解するボードを紹介しました。

【壁・天井は化学物質を吸着分解するボードで覆います】

ところで化学物質過敏症はシックハウス症候群の一つです。
この発症は
近年、木造住宅の高性能化に伴い中途半端に気密化されました。
【中途半端が一番いけませんね】

気密化に伴い換気システムの手助けが無ければ、汚れた室内の空気は新鮮な外気と入れ替わらない。
すなわち自浄能力が無くなったのですね。

特に新築時やりフォーム直後においては、室内で使われた、防腐・防蟻剤の薬品、新建材に糊・塗料等々からの揮発されたガスが室内で滞留し、それを住まわれた人が吸気する為に起きたのですね。
【木の香りでなく独特の鼻に付く匂いの強い家程怖い】

住まいの気密化は結露の防止や省エネ、それに快適性を考えれば間違っては無かったのですが、当初においては、使われた新建材からの化学物質の発散量が換気量に比べて
大きかったとも言えます。

今日では建材等に規制がかかり、化学物質の放出量は少なくなり、更に換気システムの
義務付けでこの問題も解消されつつと推測しますが、しかしこれも個人差が有り、これで全て解決と言う訳では有りません。

だから、あさひホームでは室内に薬剤を持ち込まないとの考えで、基本的に木部に防腐剤や防蟻剤を施した【もしくは現場での塗布はしません】のは使いません。
【薄緑に変色した木材・現場での塗布は紅色】

その為には基礎の施工時から工夫が必要に成りますし、使われる部材の選定ですね。
その一つが先日紹介しました化学物質を吸着分解する石膏ボードもその一つです。

住んで頂く方の安全【健康を最優先すればその様に成りました。

写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

まじめな社長です
ガスの移動・吸着
http://www.asahi100nen.com/
全くそのとおりです。

数年前の事ですが、建築現場が隣接していた
隣家の人が被害にあった聞いています。

放出されたガスは別の部材に吸着は十分考えられます。

だから吸着分解する石膏ボードもよくは解りませんが、その原理で造られたのではないでしょうか。
谷村
有毒ガス
 科学物質の発生は、建築そのものから出るだけでなく、実に様々な物から発生しています。
 スタイロたたみ、や施主様が購入し持ち込む家具類など、また、防虫剤なども、使用頻度がおおければ、一旦石膏ボードや、他の建材に吸収され、時間を置いて再び放出されます。

 ある建材店の倉庫を設計を頼まれた時に、一時的に(短期間)一級~3級程度の物を別の倉庫に一緒に保管した所、ガスが出ないはずのものから、ガスが発生しました。

 施主の建材店の社長ともども驚いた次第です。それで、等級別に倉庫で保管しないと意味をなさないと言う事になり、此方としましては設計の棟数を予想より多く設計する事になり、ありがたくお受けしました。

 俗に言う、移り香とも言いますが、有毒ガスの場合はそんなに悠長に構える事は出来ませんよね。
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