木曽駒ケ岳に行く
千畳敷カール
胸突き八丁を喘ぎ喘ぎ・・・・・・。
浄土乗越からロープウェイ乗り場を見下ろす
ここからが絶景でした。ほっと一息です。
住い造りは誰に頼む
住い造りをする上で、町の工務店か?それとも地場のビルダーか?それとも全国展開を
している有名大手ハウスメーカーか?
夫々一長一短がありますね。
大・中・小についてのメリット・デメリットの云々はさておき、あさひホームは
規模からして町の小さな工務店の部類に入ります。
ところで昔、大きい事は良い事だ・・・・・なんてその昔コマーシャルが有りました。
大は小を兼ねるって事でしょう。
しかし事、住宅づくりにおいてはあまり大のメリットは無いようです。
車の様に大量生産のコストダウンメリットが少ないからです。
だから住宅価格が高いのです。
その上、飛び切り住宅が優れているわけでもない。
デザインや設備はともかく、住まい本体の性能は平均点【並】。
私の偏見ですが、真面目に取り組んでいる全国の優良な中小工務店が創る住宅の方が
勝っていると確信しています。
さて年間売上が1兆円を超える企業は日本には3社あります。
実は、住宅を販売する企業で、これだけ大規模な企業が存在しているのは日本だけです。
他の国では地域に根差した規模の小さな、地元工務店のような会社が存在するだけで、
日本のようにハウスメーカーというものはありません。
住宅展示場のようなものもありませんし、日本の住宅業界は非常に特殊です。
また、1兆円を超える売上があっても、そのシェアはわずか2%程度。
ビール業界1位のキリンホールディングスも約1兆円超の売上がありますが、
業界シェアは35%超。
住宅着工戸数が減ってきているとはいうものの、住宅業界の市場規模がいかに大きいかが伺えます。
一兆円企業でも僅か2パーセントのシェアですから、いかに中小の住宅会社・工務店が
頑張っているのかわかりますね。
ところで
バブル期の1990年頃には170万戸弱の住宅着工戸数がありましたが、2009年のリーマンショック時には77.5万戸にまで落ち込みました。
1997年の消費税を5%に増税した時には、駆け込み需要で着工数がバブル期並みに増えましたが、その後は一気に120万戸まで冷え込み、そのままほぼ横這い状態になり、リーマンショックの年には77.5万戸まで落ち込みました。
消費税を8%に増税した際にも駆け込み需要で100万戸弱まで回復。
その後の推移を見ると、一度、冷え込みかけましたが、再び100万戸に迫るほどに回復しています。
しかし、それは賃貸アパートが雨後の筍のように、どんどん建てられているからで、
持ち家の着工数は落ち込んだままです。
今後の住宅着工戸数は大きく増えることは無く、将来的には60万戸代まで減るのではないかとも言われています。
住宅業界は非常に厳しい状況にあります。
そのため、大手ハウスメーカーのほとんどは賃貸アパートやリフォームなど、新築戸建て住宅以外にシフトし、すでに、新築よりも売上が多くなっているところもあります。
(ネットから資料抜粋)
さて、私の言いたいのは
世界のどこを見ても年間万棟する住宅会社は無いのです。日本だけです。
このシステムで作られた住宅は産業のサイクルに乗せられている事ですね。
大量生産・大量破壊=寿命の短い住宅の生産で企業は成長して来ました。
さて、
住宅は自然環境の厳しい外気にさらされています。
だから必ずメンテナンスが必要です。
メンテナンスは誰がするのでしょうか?大手は下請けに丸投げ
上前を撥ねてるだけです。
だから高いメンテナンス費用が必要になるのです。
日本の住宅の将来を考えればハウスメーカーより町の工務店が存在する方が
ユーザーの皆様にとっても利があると言う事ではないでしょうか。
参考に
新築さん*****の****のリフォーム現場では、下請け業者は2度としたくない、この様な仕事ならこの業界からリタイア・…・との事でした。
又ある大手ハウスメーカーでは外壁リフォームだけで築10年から15年で
最低200から300万必ず発生するとの事です。
建築する際はこの点も含んで予算組必が要かと思います。
新築の値段からして長く新築時の性能を維持するべきでしょうが、違うのです。
ユーザー様泣かせですね。