これからは太陽光や地熱、風力等自然エネルギーの利用が一般住宅でも
多く取り入られる時代が来ます。そうしなければならないと考えますが・・・・
太陽光発電や集熱パネルは一般化が進んで来ましたが、
風力、地熱利用はまだまだです。
もっとも北陸の天候では太陽光や集熱パネルの効率は他県に比べれば
劣ると聞いています。
そこで、地熱活用はこれまで勉強した中で、大きな費用もかけず、無尽蔵な
エネルギーが手に入ると確信しています。
「住まいはどう有るべきか」「どのような家造りをしなければならないのか」と
全員がもっと考えて頂ければ普及が早いのではと勝手に思っています。
それには理解をして頂く努力が私共に必要です。
さて、地熱活用には、ジオパワーシステムとアイヌの方が住居としたチセから
ヒントをえた工法に私は興味を持って昨年から本格的に勉強をして参りました。
私共にこの様なシステムを開発する能力と資金が有りませんから、
当然どちらかのグループに入会する事になります。
昨日は弊社の社員が新潟県上越市の工務店がジオパワーシステムで造った
モデルを見学させて頂きました。
ジオパワーシステムは地中にパイプを埋設して、熱交換を起こさせ地熱を活用する
システムです。
昨年完成したモデル兼事務所ですが、昨年の夏はエアコンに頼らず過ごせたとの事です。大型建物から一般住宅に適用出来ます。
片方は外断熱・高気密住宅にチセの考えを組み込んだ工法です。
地熱を機械的に取り出すシステムではなく建物をより高性能化して地熱を
活用するようです。
この工法についても昨年、社員と千葉県へ見学にいって来ました。
詳しく説明が出来ませんので詳細は各HPを参照して下さい。
ジオパワーシステムか、地熱活用とかで検索できます。
参考に石川県でもある設計士が開発した地熱利用の住まいが有ります。
完成時に見学しましたが、この工法は地下にパイプ埋設がおおがかりで
費用がかかると思います。
さて、肝心なのは石川県に適した工法である事と費用対効果であります。
費用は弊社の一般住宅(外張り工法の頑丈な家)に比べて概算ですが、
坪当たり10万円程度はアップするのではと思います。
あくまでもアバウトです。この程度の費用アップは建築後のランニングコストと
環境への配慮から考えれば安いのではないでしょうか。
それに地球環境を考えれば、どちらももっと多くの人に認められても良いのではと
思います。
それにしても、優れた省エネ住宅にはもっと地方の公共機関がバックアップして
少なくても補助金を出すとなれば、もっと多くの人に興味を持ってもらえるのではと
思います。地方の長の英断を願いたいです。
地熱にご興味をもたれている方一緒に勉強しませんか。
まじめな社長のまじめな家造り実践会 代表 米田正憲
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