下手な横好き

スーパーエコ住宅を創る

陽を浴びて輝く木立



スーパーエコ住宅を創る

今ではユーザー様もエコに関心が深まりました。

【題目にスーパーエコ住宅としましたが、これは私が勝手に付けたもです。】

よって各住宅会社でも、以前に比べて省エネ性能がアップしているものと推測します。

住宅の性能がアップしているのはユーザー様にとっては良い事なのですが・・・・・・しかしそれでも

最低限の次世代省エネ基準値をクリアーして無い住宅がまだまだ多いのです。

それで、その基準値がようやく2020年度に義務化されます。

だから2020年には何処で建築しても次世代基準はクリアーしている事に成ります。

それでもあと4年先に成りますね。

しかし私的には省エネ性能が低い疑問的な基準値です。

参考に

次世代省エネルギー基準(じせだいしょうエネルギーきじゅん)、もしくは、住宅の省エネルギー基準(じゅうたくのしょうエネルギーきじゅん)とは、1999年3月に、建設省により改正された日本の
断熱化基準の通称である。

この基準により、先進国の中では最低だった日本の住宅の断熱基準が、やっと欧米基準の最低レベルに達するようになった[1]

ただし、次世代省エネルギー基準も、多くの先進国の断熱基準よりゆるく設定されている上、法的拘束力が無いため、日本の住宅の断熱化率は先進国の中でも最低である[要出典]

2010年にドイツで行われたパッシブハウスカンファレンスにて日本の次世代省エネルギー基準の値を発表したら会場から笑いが起こった。

さらに、この基準が義務ではなく努力目標であり、住宅の30%以下しか達成出来ていない事を発言したら会場から失笑を買った[2]



その基準値【今なら石川県ならQ値=2.7W/㎡K】は欧米伽国の基準値と比較しても劣りますし、

現実に次世代基準の住まいでは、快適性・省エネ性では私から見ればまだレベルの低い住まいです。

参考に2020年度においてはQ値ではなくて【外皮平均熱還流率】として表示されます。

石川県ではUa値=0.87W/㎡K以上の性能が義務付けされます・・・・・・が、その性能はほぼQ値【2.7W/㎡K】と変わりません。


それでもどうにかこうにかでは有りますが、住宅は大分改善されて来ました。

例えば、一昔の前の住宅に比べて今の住宅のサッシはペアーガラス常識で、そのペアーガラスも

ガラスの性能が格段にアップしています。

3枚のサッシも出て来ました。

窓枠もアルミから、アルミ+樹脂の複合、更に高性能住宅と成ればオール樹脂サッシが石川県でも

ちらほら使われ一昔前に比べてその性能は格段にアップしました。

それで窓からの熱損失は大幅に減少しましたし、結露の現象も少なく成りましたね。

断熱材も同様ですね。

私がこの業界に入った当初は繊維系断熱材のみと言って良い位グラスウールにロックウールが

使われていました。

言葉は悪いですが、断熱材が壁に詰め込まれている現状で全くその施工は杜撰でした。

それが現在では様態は変わりました。

今日では繊維系の他に発砲系、それも現場発砲系・現場吹き付け断熱材と様々に成りました。

それだけ高性能な住まい造りに目覚めた造り手が少しずつですが増えたのですね。

更に性能が向上した大きな要因が、目に見えない所に成ります住宅の隙間です。

一般的に造られていた建物では気密測定不可能の住宅が大半でした。

それくらい隙間が大きかったのです。

もっともこの間、高気密・高断熱住宅造りに先導的に取り組んだ住宅会社の建物は例外的で、

特筆できる高性能住宅です。

例えばFPの家とかあさひホームでも取り組んで来ましたファースの家ですね。

現在でもその住まいは進化して一般的な住宅に比べてその断熱・気密性能は非常に優れています。

今日のあさひホームでは、頑丈な家は次世代省エネ基準を超えた性能を持っています。

更に木あらわしの家、ファースの家・トリプルエコ住宅は当然、次世代基準値を更にクリアーした

性能を持っています。

そして今回のお話しする住宅は、より省エネに特化した性能を持っています。

昨年建築させて頂きました。

これが何度も言いますが私が勝手に名付けましたスーパーエコ住宅です。

これから長く快適に省エネで環境に優しいお住まいを考えられる方は是非参考にして下さい。

次回に続きます。



写真を趣味に高齢者の戯言

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