フロリダの行方

アメリカ大統領選挙オバマ現大統領の勝利で終了していたと昨夜は思っていたが、

今朝ネットで調べてみると、なんだかまだフロリダの結果が出ていないように思われた。

今日はフラウエンの練習があったので、団員の諸君に、フロリダの結果はまだ出ていないらしいねと言ったら。

後に団員の一人から、素晴らしいreportが送られてきた。

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フロリダはどうなったのか・・・・・今さらどちらでもいいことですがやはり気になりいろいろインターネットで調べてみましたが、オバマ氏再選が確定して１日経ちどのサイトもこれからの４年間がどうなるかに終始していてフロリダのことなんかだれも問題にしていないようです。
やっとＣＢＳのホームページでフロリダに関する記事を見つけました。
それによると、なんとまだ開票作業が続行しているのです。
２０００年のブッシュｖｓゴアの時のような投票用紙の不備とか機器の故障ではなくあくまで集計に手間取っているらしいのです。
つまり不在者投票や期日前投票の票があちこちの郡でドサッと届いているそうなのです。その票の１枚１枚のサインを手作業で照合しなければならないらしく大変な労力を要するとのこと。おそらく現地時間で水曜日の夜までかかるのでは、あるいは一説では今週末までかかるかもしれないとか。
そしてその後、各郡の票を集計するのでさらに時間がかかるとか・・・・アメリカ人って計算弱いのかな？！現地時間で水曜日の夜現在、オバマ氏がわずかにリードしているとか。
それでもフロリダに当てられた２９票をないがしろにするわけにはいかず夜を徹して作業が続いているそうです。もしフロリダで決着をつけなければならなかったら大変なことでしたね。

選挙直前に東海岸を襲ったハリケーンＳａｎｄｙ。それがオバマ大統領にとっては有利に働いたと言われていますが自然災害まで政治に利用されるなんて被災した人たちはやりきれない思いでしょう。それでもニュージャージーで、被災して家も失った人たちが投票所に駆けつけていました。
インタビューされた人が話していたことが印象的でした。ただ義務感というより「わたしたち一人一人がアメリカを作るんだから」という意味のことを言っていました。建国以来、一人一人がアメリカ人であろうと強く意識して国を作ってきたんだということを改めて感じる一こまでした。
そうだからこそフロリダの票はどんなに遅くなっても大事なのでしょうね。

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写真は大雪山の懐のダケカンバの森。