よしなしごと

色々感じたことを残す

静かに時は流れ

2016-03-11 07:08:56 | 日記

昨日は、15歳で亡くなった花子の命日だった。
骨壺は、花子がよく横たわっていたクリスマスローズの横に置いてあるのだけれど、母が、そこへ置いたのだ。
なんでもそうだけれど、生きていれば別れがある。
ただ、やっぱり別れ方による。
命あるものは、全て粗末にしちゃならないというか、意味があるからなわけで、そりゃあ、蚊に刺されていたら、たたいちゃうけど、最近、命が軽く扱われてしまう。
今日は、あの日から5年の3月11日。
人間は強いなと感じるけれど、姉が、自分も強いねと言われると言った。
勘違いしてはいけない。
他人に、いまの状況を話すのに、泣いてなきじゃくって説明するのができないだけだ。
強いねでかたづけてはいけない。
淡々と説明する言葉の奥底を、それとなく察する頭を、聴く側はもたなければいかんのに。
随分前に、例えば、いまの状況が不幸と考えたとき、もっと私より不幸な方も頑張っているとか思ったらいけないと言われた。
ただ、心の中で思えばいい。
自分が不幸と思うことが、他人にとっては、えっ、そんなことくらいとなることもある。
姉は、やっぱり、尊敬できる姉だ。
姉は、毎日の心の変動を話してくれた。
大変な時、ずっとは私は側にいれないから、私には、なんだろな、いまだに、わからないが、やれることを動くだろうか。
花子の命日は、静かに流れて今日がきた。