熊本地震 藤原紀香、被災者にエール送り続け睡眠時間は80分 「現地の事を考えたら眠いなんて言ってられない」(日刊スポーツの記事より)
今回のような災害があると、何となく罪悪感みたいなものを感じたりしないでしょうか。
テレビの画面の向こうの悲惨な映像を見ながら、こちら側はなに不自由ない生活を送っています。
でも、現時点ですぐにやれることはあまり多くありません。
先の大戦の南方の戦地でも戦後の混乱期でも東日本大震災でも、初めに駄目になるのは物流=ロジスティクスです。
物自体はあるところにはあるのに、それを適切に仕分けして届けるシステムが追いつきません。
かといって、千羽鶴を折ったり応援メッセージを送るというのも個人的にはあまりしっくり来ません。
(でも、そうする人を否定する気もありません)
自分ができることは多くないという謙虚な気持ちに立って、どういうことが考えられるでしょうか?
例えば、犯罪や事故で家族を亡くされた遺族の方が望むことは何でしょうか。
そのひとつは「被害者の身に起きたことが再び他の人に起きないこと」があります。
これは、今回のような被災者の方のためにできることにも言えるんじゃないでしょうか。
このような災害の経験を、どう自分のこととして生かすかを考えることです。
日本に住む限り誰もが無関係ではいられません。
それで次に災害が起きた時少しでも助かる命が増えれば、それで報われるものもあると思います。