○○すぎないのが大事

若者にはむしろ新鮮　昭和の「オヤジギャグ」に復権の兆し（日刊ゲンダイの記事より）

ちょっと前に色んな職種の女性を取り上げて「美人すぎる○○」というのが流行りました。

でも、僕は「○○すぎない××」の方がずっと流行ってると思ってます。
例えば、AKB48は「可愛すぎないアイドル」です。
思えばジャニーズ系も昔から低身長で童顔が多い「かっこ良すぎないアイドル」でした。
ゆるキャラもいわば「可愛すぎないマスコット」です。

オタク系のマンガでも「日常系」と言われる「面白すぎない４コママンガ」が流行っています。
起承転結もなく、かわいい女の子たちがただひたすら日常会話する漫画です。

バラエティ番組で重宝されてる関根勤さんや勝俣邦洋さんも、思わず感心してしまうような穿ったことは言いません。
その代わり嫌味がなく安心して見られる「面白すぎないバラエティタレント」なんだと思います。

そして、オヤジギャクもそうなんだと思います。
オヤジギャグは面白くありません。
でもその面白くなさが、周りの空気を和ませます。

実際、美味しすぎたり好物のものって、ここぞという時しか食べたいと思いません。
毎日食べるならご飯と味噌汁のほうがいいです。

物事にすぐ飽きてしまったり人間関係にすぐ疲れてしまう人は、そこに気をつけてみたらどうでしょうか。
自分が言ったりやったりすることに「○○すぎない」ことを心がけてみることです。