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早乙女は 近くからただ 花をみる
つゆあけの朝、家内が入院中の独り身。寝床に居て、お隣りさんのお勝手から聴こえたリズミカルな包丁の音。何か羨ましく、もう起きないといけない!
朝寝坊 トントントンと 隣りから
包丁の音 梅雨明けの空
梅雨明けや 朝はトントコ 隣りから UWC(浦安ウォーキングクラブ)の7月例会は、武蔵野線の緑陰ハイクでした。あじさいの咲く徳川の勅願所の古寺で昼食休憩。緑陰に吹く清々しい風におもわずリュックに付けている温度計を見たら30°を超えていた。 緑陰に 涼しく風の 吹く陽かな 温度計 風の口ずけ 覗き見る 宵張りで朝が苦手な私、早朝まで深夜便を聴く。「人生は二毛作」俳句をなさる富士真奈美さんは、「孤独をさみしいと思ったことは無い」とおっしゃる。 一茶忌や 真面目になっちゃ おしまいよ( 真奈美さんの句) 四っの期 {一遍上人} 学生期 青春 家住期 働き盛り 林住期
游行期 旅に出る
人生は二毛作。入院して十年以上止めた煙草だが、値上がりしても復活させたタバコ。ニコチン・タールも徐々に上げ、ヘビースモークになった。これからは、 健康である限り、最終の人生を好きな煙草を愉しみたいと思う。でも、自分のためにも「喫煙マナー」だけは守って!
衣更え 一緒に肩まで 介護かな
コンビニへ タバコを買いに 深夜便
徹夜して、珍しく早朝散歩。旧江戸川河岸にはタチアオイの花が咲いている。梅雨開け発表は未だ無いが、秋を思わせる青空が拡がっていた。「写真俳句」と言うのがあるそうだが、チャレンジしてみたい。
赤き花 空指さして ウロコ雲
鱗雲 タチアオイの花 知らせ立ち
上り詰め タチアオイの花 梅雨明ける