とある新聞社の記事に、以下の記事が掲載された。
ナチス・ドイツによる併合(オーストリア)から75年。
オーストリアの世論調査で
4割以上がナチス時代を肯定的に評価していた。
6割以上が強い指導者を求めている。
外国人排斥の運動も根強い。
ユダヤ人の大量虐殺というような時代を経ていながら、
今日において、このような結果が出るということはとても驚きである。
人間はある意味弱い面を持っているように思われる。
私たちも、そういう弱い面を持っているのではないだろうか?
最近、近所のコブシの花が蕾を開かせてきた。
誰に見せようとするところもない。
しかし時は正確に実を実らせ花を開く。
そしていつかはこのこぶしの木も宇宙の中に帰っていくのであろう。
こぶしの花と人間とどちらが賢いのであろうか?