せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

しっとり古都巡り。でもチキンカツ。

2006-05-20 23:23:51 | 食い物
色々あって昨日の晩から殆ど何も食べていなかったので、今日はしっとりと古都巡りをして参りました。



その筋の超有名店、入間の古都


本日は、過去2回敗退しているチキンカツ定食をチョイス。
もう今日は身体なんかどうなってもいい。やけ食いだ。



付き出しは毎回味噌おでん。というか、何故定食に付き出し?


この味噌おでん、実は結構美味い。かなり甘めだけど。
何故味噌おでん定食が無いのだろう……。

で、時間的には味噌おでんを食べ終わる辺りで、本隊が到着でございます。



定食に蕎麦がついてくる店はここくらいだろう。


別に大盛りでも何でもなく、コレがこの店の日常。
ちなにみこのチキンカツ、実は下にもう1枚隠れております。(笑)



何の冗談でもなく、客みんなこういう状態。




1枚だけでもでかすぎだってのに……。


恐らくこの半分の量が、普通の店の大盛りだと思う。(笑)

で、肝心の味ですが……これがそこそこいけるから困る。まぁ、焼肉定食やカツ丼みたく、ちょっとなぁ、ってメニューもあることはあるんだけど、このチキンカツなんか揚げたてでサクサクアツアツ。噛むと肉汁が染み出してくるから驚き。少なくとも、近所のスーパーの惣菜よりは美味い。

でも、一番ここで美味いのは浅漬だと思う。生姜が入っていて旨いんだよなぁ。これ販売しないだろうか。



完食!初完食でございます。


正直、半分くらいから辛かった。
味に飽きてくると、カツがおかずにならないんですよ。カツ食っても飯が食えない。飯で飯を食う気分……って、書いて伝わらないと思う。(笑)

で、その代わりにサラダで飯が食えるようになる。(笑)

暫定的に味覚が変化するギリギリの打ち込み。
なかなか面白い経験でした。


なお、これ書いているのは夜の11時、完食後10時間ですけど、未だに腹が減りません。
明日は何か食えるかなぁ……。


Chirigami、いやOrigamiの話

2006-05-20 17:51:58 | PC、電子系
そろそろ書いておかないと、後出しじゃんけんになりそうなんで。(笑)
前から書きたかった、Origamiで疑問に思った話。

 ■ハンドヘルドXboxはMicrosoftの“iPodキラー”になる

ここでは手で持てるXboxとして話をしているけど、本当は、Origami=UMPC=小型Xboxだったのではないだろうか。


Origamiが3月に発表された時の衝撃は忘れられない。
こんなに使えない、こんな中途半端な、こんなに完成度の低いものをよく発表したなと。(笑)

該当記事が掘り出せなかったのだが、Origamiとしての完成度に関しては、関係者も未成熟、未完成であることは認めているようだ。しかしMicrosoftやIntelが、これほどまでに自らの製品を未完成だと素直に認めるなんて、今まで見たことが無いと思う。


ところで、未完成である事をどう思って商売しているのか、それはMicrosoftとIntelでかなり異なるようだ。

 ■マローニ氏が超小型PC「UMPC」をデモ
 ■「中途半端なものは出したくなかった」というインテルが描くUMPC.

Intel側は当初から製品ではなく独自のコンセプトモデル機を掲げてUMPCを発表しているように、現在の製品は本来のUMPCではなく、さらに現状のIntelの製品では構想どおりのUMPCは作れない、というスタンスを通している。

言うなれば、我Origamiに関せず、ですな。

 ■スケールメリットによる低価格でUMPCの弱点を克服するMicrosoftの“Origami”

片やMicrosoftは乗り気で仕方が無い状況なのだが、それでも、本格始動はVista以降になると発言している。

スケールメリットで本当に低価格PCを作りたいのなら、沢山のベンダー(PCメーカー&PC販売会社)の参加が必須と言えるのだが、参加ベンダーの少なさに関して、Vista以降なら、PCベンダーからもっと沢山のOrigamiが出てくると発言している。

だったら、何故XPベースのOrigamiを作り、3月に発表したのだろうか。
当初の企画どおり安くならない事が分かっていて、それでも発表した理由が分からない。

いっそVistaと同時の方が、OSの売り出し方としても、かなりの効果があったように思えるのだが。


まぁ、無理強いして3月に発表したことに関して、裏話的には「ゲイツが相当入れ込んでいるから」(笑)という何だか分かったような分からないようなしょーもない話が飛んでいるのも事実なんだけど、ここは1つ、何かの裏があると考えてみたい。


1. Vistaが遅れる事への安全策

最初に考えたのはこれ。Windows次期OS、Vistaの開発は遅れに遅れている。遅れても収益が確保できるように、XPに付加価値を付けて今年版として売り出しておこうか、という考えなのではないかと。

ただ、Microsoftは来年初頭でのVista販売開始に向け、社内は大きく舵を切っているらしい。今更サポートの手間が増える旧世代OSを延命させる事は、複数年のスパンで見るなら逆に損をしてしまう。どちらかというとあり得ない話か。


2. PS3対策

当時はPS3が春に出るという事になっていた。(笑)
その対策として、XBox360にテコ入れする形でOrigamiを使うのではないか、そう考えた。

XBoxをマルチメディアサーバ化し、Origamiをパーソナル端末として使う。音楽や映画、TVを無線LANで飛ばしたっていいし、DSのようにゲームをDLして複数人同時プレイしてもいいし。

これはあり得るのでは?と思ったが、結局E3では何の発表も無く、肩透かし。(笑)


3. MS版iPod or PSP (=Xbox)

これは当初噂で流れていた話。みんな実物を見てげんなりしちゃった訳だけど(笑)、あながちウソでは無かったのでは、と思えてきた。

冒頭で書いたように、ハンドヘルドXBoxというならば、Origamiにもなれるスペックがある。というか必要だ。現行のOrigamiをベースにXboxを作るのか、それともXbox用に開発された小型の第二世代Origamiがあるのか、それは分からないが、ハードウェア的には、今のOrigamiの延長上にXBoxがあるのではないだろうか。

ハンドヘルドXboxは、Origamiとの相乗効果によって、設計、調達コストを下げる。これはXboxをデスクトップPCの延長として短期開発を行った当初の発想と全く同じだ。もう一度やってくる可能性があったとしても、不思議ではない。

まぁ確立としては1割無いとは思うが(笑)、
こういう可能性もあるのではないだろうか?