HOYAは怖いなーやっぱり。大丈夫かなペンタックス。

いずれやらなきゃいけなかった事でしょうけど、あっさりやるのがやっぱりHOYAだなー。
益子の人はちゃんと配転で雇用してくれるんでしょうか。

　■ＨＯＹＡ、デジカメ国内生産から撤退　周辺機器も海外移管　（IT-PLUS）

フォトキナ前でデジカメの新機種ラッシュに沸く最近ですけど、何故かペンタックスだけ静かなのが非常に気になります。HOYAとの合併の影響や子会社清算、国内ライン閉鎖なんかでそれどころじゃないんでしょうか。

そういやHOYA、海外生産といいつつペンタックスの中国工場を潰してるんですよね。フィリピンとベトナムの工場に集約するみたいですけど、コスト的にはソッチの方が有利なんでしょうかねやっぱり。

そんな感じでHOYAは随分とドライにペンタックスの人やモノをぶった切っている印象がしますけど、一応、デジカメ事業は本気でやる気があるんだなぁと感じる施策だともいえますね。
今のところは非常に大人しいペンタックスですけど、来年のPIEででも何かサプライズを起こしてくれる事を期待しときます。


個人的には、そろそろペンタックスも35mmサイズデジカメだと思うんですよねー。
出すのかな、出さないのかな。

これほどときめかないRD-Xの発表があっただろうか。

ホントはBDやりたいくせに。
ユーザーからの矢のような催促が聞こえてるでしょ？（笑）

　■「未練を断ち切り」東芝、光ディスクに頼らない新映像事業戦略
　　　HDD・半導体・高画質で勝負　(ITmedia News)


なんか東芝はAV関係はすっかりREGZAに御執心で、VRABIAは２線級という感じになってきましたね。そりゃREGZAは外付けHDD録画でヒットしましたけど、その理屈をVRABIAに適用して欲しく無いなぁと思うわけです。

しかしそれにしても、この論理展開は凄過ぎる。

＞　消費者のニーズは“コンテンツをたっぷりためることができて、それをすばやく
＞　簡単に取り出せて、しかも高画質”──という3つにあると判断。

ここまでは間違ってないと思うんですよ。いいリサーチしてます東芝。

＞　「ユーザーニーズの断トツ1番は記録容量。

そんな事は分かりきっていた話でしょうが。
カタログスペックでメーカーが一番目立たせているのがHDD容量なんですから。

まぁ話としては異存はないんで、コレに関しては置いておくとします。
でもね、

＞　HDDに蓄積し、SDに移動してPCでも見られるといった世界を
＞　1日も早く普及させたい。」

そこから何でSDになっちゃう訳よ？！（笑）
しかもHDDなんか1TB「しか」無いんだってのに。

HDDに蓄積して随時必要な分だけSDにムーブ、という使い方をするなら、HDDには最低でも数年分、できれば一生分のストックが出来る程度の容量が欲しい訳です。たかが1TB程度で何を言うか東芝という感じです。

VRABIAもREGZAみたくHDDが自由に繋げるなら、別に不満もありません。勝手にHDD増やせるし。SDカードじゃなくてBDに書けるなら、それでも文句はありません。BDの方が容量辺りの値段は安いし。

どれも出来ないのに、記憶容量とか消費者ニーズとか良く言えるなぁと。


私も、デッキに光学メディアは必須じゃないと思うんですよ。あんなもの書くのに時間かかるし保存に気を使うし読み込みも遅いし。USBメモリでも外部HDDでも、何かの方法で巨大ストレージに吸い出せればそれでいいと思うんです。

でもねぇ……今回の商品ラインナップで、それを語らないで欲しかったなぁ東芝さん。


＃連写とファインダーを捨てて動画録画なんか取ったどっかのカメラと発想は似てるな。
＃自己満足、というか経営戦略満足。