せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
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2013.1.26 サロン・デュ・ショコラ

2013-01-27 11:58:44 | 食い物
恒例なんで、今年も冒頭に書いておきましょう。
我が半生から得た教訓を。(笑)


「 チョコってのは貰うものじゃありません。買うものなんです。 」



ってことで、なんかすっかりこの時期の恒例行事となってしまったサロン・デュ・ショコラ。
こっちも参加がこの数年の恒例行事になってしまっていますが、実のところ、そこまでチョコに思い入れは無いんですけどね。

……。
無いと思う。思うよ。うん。(何故か弱気)


まーでもなぜか行ってしまい、そして買ってきてしまうのがあの会場の恐ろしさ。
今年も何となく1万円弱ぱーっと使ってしまいました。(泣)

コミケと同じで、一歩足を踏み入れると金銭感覚が変わっちゃうんですよ。ああ恐ろしい。


【 ベルアメール 】

まずはBEL AMER。こってこての日本のお店。



ずらっと並んだパレショコラ。50種持ってきたとか。


実は会場の伊勢丹新宿店のテナント店なので地下行けばいつでも買える店なんですけど、このパレショコラを50種類用意してあるのは、今は日本に2箇所だけ(2月に入ると増えるけど)、関東ではここと1/30からの銀座三越の2箇所だけなんだそうです。
まーだからって50枚全部買うわけにも行かないので(1万円以上になる)、何となく気分で5枚だけ買ってみました。



左上から順に、山椒、バニラ、ピスタチオ、ストロベリー、オレンジ。


円盤型ってのが面白いですよね。マーブル状のなんか見た目もきれいですし。
サロン・デュ・ショコラには海外からも沢山のブランドが来ていますけど、こういう日本人ウケのしそうなデザインって、やっぱり日本のお店の方が一枚も二枚も上手だなと感じます。まー当たり前ですけど。

味のほうは、まだピスタチオしか食べてないですけど、まぁ普通です。ホワイトチョコにピスタチオぎっしり入れました、と聞いて誰でも大体想像できるような堅さ、食感、味。
いや普通に十分うまいんですけど、ほら、あの会場のレベルがあんまり普通じゃないので、普通にうまくても相対的にはちょっと見劣りしてしまうわけです。味とか香りとか、もうひとひねりあっても良かったかなぁとか思ったり思わなかったり。


【エス コヤマ】

es KOYAMA。また日本のお店。やっぱ日本のお店のチョコの方がおいしそうに見えるんですよ、私には。
で、es KOYAMAといえば小山ロールですけど、あれは要冷蔵だしやたら並ぶし待つしということで今回も見送り。一度食ってみたいですけどね。



NOIR。カカオ産地別のビターチョコ詰め合わせ。


開けてみた。箱の造りも凝っていてかっこいいなぁ、っと……。
うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!



カカオの産地別にチョコが並んでいるはずなのに、はずなのに!
持って帰る間にこんなことに! ……ああ俺の馬鹿。

取りあえずネット上の写真なんかを参考に、並べなおしてみました。




これで合っている……と思う。


1番のドミニカ(らしきもの)をちょっと味見しましたけど、見た目に反して柔らかいチョコで、ナイフですっと切れますし、口の中で良く溶けます。
味は日本人好みの甘さ控えめ系で、代わりにカカオの香りがものすごい。うっとりできるビターチョコです。

ナイフで簡単に切り分けられるので、数個に切り分けて、1番から6番まで何度も少しずつ食べ比べしたりすると面白そうです。


es KOYAMAはもう1品。




チョコクッキー、MADOKA。


こんなの。まんまるチョコクッキー。というかチョコサブレ。


チョコも、サブレも、あるんだよ。(ぉ

モノとしてはバターたっぷりの超高級系っぽいサブレにだばーっとチョコがかけてあります。それだけ。要はコンビニでも買えるチョコがけクッキーと大して違いは無いんですが、あれをいい材料使って手間かけてそのまんま高級品にしてしまったらこうなったって感じの代物です。

チョコは普通にチョコ。油っぽくなく、サブレの邪魔をしない良い脇役。
サブレは堅めだけどもろい感じで、一口はパキっと割って、後は口の中で粉になっていくという絶妙な堅さ。

こういうの、唾液の量の個人差で好き嫌いがはっきりするんですよね。
唾液が多めの人にはかなりウケそうな気がします。
よくできてるなーとは思ったけど、私ゃ少なめの人種っぽいので、正直ちょっと苦手な食感でした。



【ファブリス ジロット】

FABRUCE GILLOTTE。フランスはディジョンの高級チョコ屋さん。
ここの新作が試食したら思いのほかおいしかったので、思わず衝動買い。




今年の新作、Pure。蓋はスライド式で割と固め。
最初開け方わかんなかった。



サンドクッキーみたいな見た目だけど、実際にはドーム型のチョコが向かい合わせで入っているだけ。
最初、ごく自然に2枚取ろうとしてしまい混乱した。(笑)



これ、5mm厚くらいのうすーいチョコです。
そのうすーいチョコの中に、2mm厚くらいのクリーム(というかどろどろの生キャラメル)の層が閉じ込めてあります。だから上下のチョコの厚さなんて1mmちょいくらいしかないという恐ろしい薄さ。だから凄く割れやすい。よく作ったなぁこんなの。

ほんとに割れやすいので、口に入れると簡単に割れて、すぐにチョコとクリームが混ざり合います。これがうまい。特にナッツのクリームは香りがどーんと広がって、チョコの味とすぐに一体化してくれるのがちょっと感動的でした。

ただ、海外の職人さんなので、やっぱりちょっと甘すぎるんですよね。海外のチョコらしい、しつこい甘さ。
日本で売るならチョコはもっとビターにしても良かったんじゃないでしょうか。


ってことで、今年も随分買っちゃったなぁ。
幸い賞味期限はそこそこ長いので、これから1ヶ月くらい、少しずつゆっくり楽しみます。



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2 コメント

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うーん ()
2013-01-27 21:52:01
ドロドロって…まずそう。
言葉の使い方、ヘタクソだね。
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ドロドロと聞いて何を連想するかによるんでしょうか (ASHIKUBI(管理人))
2013-01-27 23:10:53
自分としてはドロドロはドロドロであってうまそうもまずそうも無いと思いますけどね。
ドロリッチなんてどーすりゃいいのかって気もしますし。

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