これは駐車場にある護衛艦「しらね」の主錨。
舞鶴に来た最大の目的がこれ。やっぱり軍港めぐりの遊覧船でしょう。
日曜は混みそうだったので、あえて月曜を選択。それでも20人くらいは乗ったんじゃないでしょうか。ちょっと驚きでした。
案内の方が出航前に「今日は少ないんだよねー」って言っていたので、やっぱコロナ禍でお客さん少ないのかなと思ったら、「午後にはしらせが入ってくるんだけど」とか続けて言っていたので、少ないのは港内の艦船の方だったみたいです。
舞鶴所属の大型艦、「ひゅうが」「ましゅう」を始め、護衛艦は半分くらい訓練で出航していたようなので、やっぱり普段を知っている人には寂しく感じるんでしょうか。
とはいえ。
私はこういうの初めてだったので、これでも大満足だったんですが。(笑)
#横須賀、呉、佐世保に行った際も遊覧船は乗ったことなくて。
最初は掃海艇あいしま。全木製の500tクラス。全木製ってなんかロマンあるよね。
黄色いのは機雷処分用の無人潜航艇。
掃海艇っていうと湾岸戦争でのペルシャ湾派遣(1991年)を思い出す人はおっさんです。
あのペルシャ湾派遣で、諸外国と比べて余りに装備がボロいと分かって近代化を図ったのが、この「あいしま」を含めたすがしま型らしいです。
しかしそのボロい装備できっちり掃海してきたんだから、どんだけ練度高かったのか。
建造中のパナマックスサイズのバルクキャリアー(運搬船)。でかい。
写真4枚つないでようやく全体が分かるというでかさ。BTG社の新造船みたいですね。
パナマ運河を通れる最大サイズをパナマックスっていうんですが、こんなにでかいのかと驚きました。もっと小さいかと思ってました。
パナマ運河通行を考えていないVLCCタンカーとかどんだけでかいんでしょうか。想像もつきません。
海自の支援船たち。YOは重油、YWは真水、YGは軽油の輸送船だそうです。
支援船も面白い船だと思うんですが、なかなか働いているところを見られないのが残念です。
舞鶴地方隊所属のはやぶさ型ミサイル艇、「うみたか」ともう1隻(恐らく「はやぶさ」)。
76mm単装速射砲にハープーンに衛星通信装備とか、国によっては主力艦の装備なんですけど。
あ、やっぱり奥は「はやぶさ」っぽい。
200トンクラスのミサイル艇、という言葉から想像していたより、ずっと立派でした。なんかつよそう。
搭載する対艦ミサイルは国産モノだと思っていたのですが、船内の説明ではハープーンって言ってましたね。確かに互換みたいなモノなんですけど、実はホントに輸入したハープーンが入っているんでしょうか。
イージス艦「あたご」さんのおしり。ヘリが載るのでちょっと大きめ。
「そこは自前よー」と言われそうなでっかい艦橋。あたご型を名乗るにふさわしいサイズ。
でっかいのにスマート感ある。単純にかっこいい。
500トンとか200トンとか見て「思ったより立派だなぁ」とかやってきましたけど、やっぱ7000トン級のイージス艦ってのは縦にも横にもでっかいですね。見ていても迫力があります。
そしてこれが世界最強最先端クラスの駆逐艦かと思うと、そんなものがすぐ目の前にあることが凄く不思議な感じがしました。今の時代はオープンでいいなぁ。ヲタ冥利に尽きます。
こっちは護衛艦せとぎり。トラスマストにアスロック、と個人的にこれぞ護衛艦というお姿。
せとぎりとあたご。
せとぎりはうっかりしてあんまり撮れなかったのが悔やまれます。
ぐちゃぐちゃっとごちゃごちゃっとした見た目の感じが、昔から見慣れた海自の護衛艦って感じがして好きなんですが、ステルス的にはまずいんでしょうね。
こんな感じで1周約30分の遊覧でした。揺れもなく、快適で楽しい遊覧でした。
次の機会があったら是非また乗りたいですね。
今回は船内に着席してましたけど、次は絶対後部デッキから立って写真撮ろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます