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熊本から気ままに山と自転車のブログ

わが国最古の笠忠平の宝塔

わが国最古の笠忠平の宝塔
2021/3/15(月) 晴

今日の最高気温18°出発は12時半、気温16°。陽気に誘われ、正午過ぎからではあるが、山鹿市笠忠平の宝塔を目的地としてポタリングに出る。
笠忠平の宝塔とは、「年号のある宝塔としてわが国最古。正治2(1200)年、笠忠平(りゅうちゅうへい)の供 養のため造塔。凝灰岩製で、塔身高0.67m。塔身にみごとな梵字や銘文がある。」(山鹿市指定文化財一覧)熊本県文化財(建造物)に指定されている。

熊鹿ロードを北へ走り、芦原橋、中川橋を渡り国道325を横断し、県道9を走る。目的の相良地区入り口の分岐交差点(写真1参照)に到着する。
が、現在時刻15時過ぎ、ここで思案する。帰路に就く予定時刻である。この先1.5kmの距離だが、坂がある。6km/hで10分かかる。坂道で×1.5倍として片道15分。これくらいならば帰路で頑張れば取り返しは出来る、と判断し坂道を上る。


目印の吾平神社(写真2参照)に立ち寄る。


拝殿(写真3参照)は、熊本地震災害から復旧か、支柱が添えてある。


拝殿横に祠(写真4参照)がある。全体が塚にも見える。本来の祭神か。吾平山稜(あいらさんみささぎ)さんは、この神社から西方向にある。


目的の「笠忠平の宝塔」(写真5参照)は、この神社境内の北西にある。


宝塔(写真6参照)には、四面に梵字が刻んである。


標柱説明文(写真7参照)は、「年後のある宝塔としてわが国最古のものです。銘文から西郷の住人笠忠平が七十八歳で出家し、正治二(1200)年2月7日八十四歳で死去して、その年の二月彼岸の五日目に宝塔が建立されたことが分かります。」とある。

宝塔から北西方向に相良観音の赤い山門(写真8参照)が見えた。
現在時刻15時半過ぎ、帰途に就く。


18時前帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)38km→笠忠平の宝塔34km→熊本(自宅)
所要時間5.5時間(実5時間) 総計72km 走行累計39,163km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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