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熊本から気ままに山と自転車のブログ

大橋城跡

大橋城跡
2023/4/7(金) 晴

今日は最高気温17°雨の心配がなくなった午後15時前から、熊本市植木図書館に本の借り換えを兼ねて植木町田底の「大橋城跡」を目的地としてポタリングに出発する。

熊鹿ロードを北進し、米塚休憩所の先、22km地点標識の先を右折する。道を突き当たって右折した三叉路に鎮座する猿田彦大神の石碑と地蔵尊(写真1参照)を見る。そこに「大橋城跡」の標識がある。因みにこの石碑・石仏の建立年を見ると、両方とも大正五年と山城区の文字が見える。


間口10m足らずの敷地に「大橋城址」の石碑、祠、板碑、石塔等(写真2・3参照)が並ぶ。
石塔には、正面に「大橋佐衛門之尉」の文字が見える。


説明板(写真4参照)には、「大橋左衛門尉平貞経は恒武帝皇子葛原親王十二代後胤筑後の守家貞の孫にて、肥後守貞能が子也。祖父家貞は平相國清盛の一族にて平家に仕へ肥後國の代官となって下向し、此所に住む依之子孫大橋を以て家号とす(肥後國誌)。
合志川及び山城川を城外の防備線として利用、更に堀をめぐらした跡も一部残っている。大橋氏の治績については記録がないので、不明である(田底村誌)。
山城地区の「花つぼさん」とよばれている所に、高さ七十五センチ・幅六十七センチで正面上部に卍、その下に道心禅定門、太郎童子、妙心禅定尼各(霊)位、千時天文三年(1534)甲午十月廿日孝子敬白、と陰刻した板碑がある。・・・」とある。


帰路の途中、植木北中学校前から伊知坊にかけて自転車道と一般車道との間の緑地帯に、ツツジの真っ赤な花(写真5参照)が夕陽に照らされて光っているのを見る。
日没に間に合うように帰路を急ぐ。


18時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)21km→大橋城跡21km→熊本(自宅)
総所要時間3.5時間(実3時間) 総計42km 走行累計53,428km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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