2019/7/25(木) 曇/晴
今日は、気温33°の真夏日予報に少し気おくれしたが、自転車するなら午前中と午前9時半出発。
目的地は、玉東町西原製鉄遺跡(熊本県指定史跡)。
県道31を北へ走り、菱形から県道113を辿る。
菱形八幡宮は、地震で崩壊していたが再建されていた。
原倉の三差路に御堂がある。放牛地蔵72体目(写真1参照)とある。
放牛さんが殊のほか大事にされたのか、元の主祭神が忘れられ現況になったのか。
Web上の地図では、県道113が県道191と交わる辺りに西原製鉄遺跡はあることになっているので、むくろじ古代製鉄所跡をイメージして山道に入る。が、見つからない。
県道に戻り、西原製鉄遺跡をお訪ねしてみた。製鉄遺跡はご存じなかったが、「西原」集落方向を教えて頂いた。
その教わった交差点にあった西南戦争官軍砲台跡の標識(写真2参照)。
ここからは、吉次峠、半高山がきれいに見える。官軍の四斤山砲の音が聞こえるような気がする。
県道191を北へ下る。上白木から橋を渡り西原集落へ向かって坂を南に上る。
この道をクランク状に辿れると、「西原製鉄遺跡」の標識(写真3参照)が見えた。
標識に従って道を谷へ下り、橋を渡った左手に西原製鉄遺跡(写真4参照)はあった。
説明板(写真5参照)によると、古代~中世の製鉄炉は、一操業毎に取り壊すので炉体が残るのは稀であるという。
建物のドアノブに手をかけるとドアが開いた。正面に1号炉(写真6参照)が見える。
1号炉を正面から見る(写真7参照)
左手に2号炉(写真8参照)がある。
西原製鉄遺跡の場所:(マップファン地図)
正午も過ぎて、真夏日のことでもあるので今日はここを最後として帰途に就く。
帰路は、標識の所まで引き返し、道を南方向へ農免道路まで上り、吉次峠越で帰宅する。
この季節でなければ、今日のように頻繁に自転車を降りることはないのだが、坂道は自転車を押して歩く。やっぱり、真夏日の山道コースは、体力を消耗する。
体力的には、全体の2/3くらいを歩いたように感じる一日だった。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)20km→西原製鉄遺跡16km→熊本(自宅)
所要時間5.5時間(実4.5時間) 総計36km 走行累計29,297km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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