2016/4/1(金) 曇
今日の天候は曇、気温は気にすることのない自転車日和、午前11時出発。
熊鹿ロードを南方向へ走り、田崎市場の中を通り抜けて、熊本西大橋、平木橋経由で宇土市神合(こうあい)町へ向かう。
平木橋を渡った左手、河尻神社の境内で昼食とする。拝殿上がり框の踏み石が「馬門石」(写真1参照)
自宅出発時の目的地神合古墳へ向かう。
神合町に到着するが、神合古墳への登り口がわからない。
一本西側のミカン園のなかの道を登る。
尾根筋の最高点に着くと、そこは先日来たすり鉢山古墳だった。
道を少し戻って、迫の上古墳を再度見学する。
古墳は前方後円墳で、標柱のある所(写真2参照)が前方部。
前方部の藪に足を踏み込むと後円部と思える微高地(写真3参照)が見える。
削平されたか流失したと思われる塚頂(写真4参照)に上って見るが、茨や灌木で覆われていて石室や石棺は見えない。
神合古墳方向に目をやりながら、登山靴かゴム長靴でないと思い切って山に入れないと思いつつ山を下り、山王平古墳へ向かう。
迫ノ上古墳の場所:(マップファン地図)
山裾を辿るように西進すると、桜の花が咲く堰堤が見える。神合池の堰堤だった。
自転車を堰堤に置き、池の西側に廻り込むと石段(写真5参照)がある。
石段を上ると社(写真6参照)がある。扁額はないが地図では日吉神社とある。
「日吉」「山王」「日枝」は同一神か同系譜の神様?のようである。
その境内の左手の社殿より一段高い所に山王平古墳(写真7参照)はある。
石室内には祠が祀ってある。
大きな石が集積している(写真8参照)
祠右手から見る(写真9参照)。
右側の石が鏡石か?奥の石が鏡石か?判然としない。
山王平古墳の場所:(マップファン地図)
階段を下りて池を見る(写真10参照)
桜の花が池面に映る。
古墳の被葬者が指導してこの池を造ったのか?
いずれにしても稲作の安定のためには池は欠かせない。
宇土市立図書館に行き資料を閲覧して、再度神合古墳登り口を探したが分からず帰途に就く。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)25km→すり鉢山古墳6km→山王平古墳24km→熊本(自宅)所要時間7時間(実4時間) 総計55km 走行累計16,242km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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