松合から宇土半島を横断する県道58
2014/5/2(金) 晴
天気がよいので今週もポタリングに出ることにする。9時半出発。
「ポタリング」という概念を念頭に自転車を走らせれば、気分が今までとはちょっと違う。
なぜかスピードも抑え目になり、自然と視界が広がる。
最初に目にとまったのは熊本市富合町の歩道橋上から、新幹線車両基地(写真1参照)内の新しい色合いの車両だった。
編成も短い。JR九州の新経営戦略のシンボル的車両なのか?そんな大層なことを考えなくても車両デザインを楽しめればそれで良しと考えよう。
追記:この車両は、フリーゲージトレインで2014/4/19公開、20日より試験走行中とのこと。
「2016年度までの3年間、九州新幹線の熊本-鹿児島中央と、熊本-八代の在来線区間で計60万キロを試験走行」産経ニュースより
国道3バイパスを南下し、宇土市立岡自然公園で観光案内板を見る。
少し引き返して「曽畑貝塚」に立ち寄る。
由緒書看板があるだけで、一見しただけではなんの変哲もない。
次に立ち寄ったところは「晩免古墳」。
古墳時代中期のものとのことだが、「安徳天皇の墓所」という説もあり「花園陵墓参考地・宮内庁」名の高札、境界杭があり、みだりに立ち入るなとある。
こんな場所に宮内庁管理下の墓所があることに驚いた。
宇城市に入り「熊本県文化企画課松橋収蔵庫」に12時到着。
一時間近く展示物を観賞し、ここを後にする。
道の駅「宇城彩館」で弁当を買い昼食とする。
案内所の地図の宇土半島中央に県道58号線を見て、走ってみようと14時出発。
国道266を西に走り「県道58」の標識を見ると直に宇城市不知火町松合地区。
白壁建物群の標識を見て旧道へ入ると、早速正面に立派な白壁の建物があった。(写真2参照)
ビジターセンターに寄り、松合地区の歴史の説明を聞く。
昔は港町として栄え、酒蔵があったが「赤酒」であったため時流に乗れず、現在の味噌、醤油の醸造所になったそうである。
15時半、松合を出発。
県道58号線は、ビジターセンター先より右折する。
海抜270mの峠まで登りの連続で、自転車は乗ったり押したりの繰り返し。私の想像より難所だった。
幸運だったのは蜜柑の花の季節で、そのさわやかな甘い香りにつつまれて登れたことだった。
国道57に出て右折し東進する。やがて国道501を左折し、平木橋を渡り緑川堤防を右折するいつものコース。
緑川堤防は、緑川と加勢川が合流する辺り、道の両側に薄紫色のクサフジの花が咲き誇っていた。
熊本(自宅)30km3h→熊本県文化企画課松橋収蔵庫12km1h→松合36km3h→熊本(自宅)
所要時間9.5時間(実7.5時間) 総計78km 走行累計5,843km
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自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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