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熊本から気ままに山と自転車のブログ

島田の鳥居を背負う天部形仏神

島田の鳥居を背負う天部形仏神
2021/7/4(日) 曇/雨

週間天気予報は傘マークが並ぶ。今日の天候は、午前小雨だったが午後から降水確率30%に、雨宿りのリスクを承知で13時からポタリングに出る。
出発時気温30°、目的地を山鹿市菊鹿町の市指定文化財「島田の鳥居を背負う天部形仏神」とする。

熊鹿ロードを北進し中川橋で菊池川を渡り、「水辺プラザかもと」に立ち寄り小休息する。水辺プラザからは、上内田川沿いを遡り、菊鹿町旧商店街のなかの「島田ふれあい公園」(写真1参照)という小公園に着く。


公園の隅に御堂と祠(写真2参照)がある。


目的の「鳥居を背負う天部形仏神」(写真3参照)は、祠の中に鎮座する。


説明文(写真4参照)には、「鳥居を背負う天部形仏神
「この石像は、右手に印鑰(いんにゃく・自在鉤)、左手に宝珠を持ち、光背に鳥居が刻まれている。尊名については、諸説があるが、本尊の服飾、持物等から「弁財天」であろうと思われる。弁財天は、七福神の一人で、弁舌・学問・音楽の神様ともいわれるが、特に水の神様や福徳の神様としての信仰が厚い。本尊が鳥居を背負うのは、神仏習合による庶民信仰を表すものと思われる。
なお、この地には、江戸時代に造り酒屋があったと伝えられ、酒造り、酒蔵の守り神として祀られたものであろうともいわれている・・・紀年銘安永四年(1775年)三月吉日」とある。


説明文にあるように「右手に印鑰(いんにゃく・自在鉤)、左手に宝珠を持ち、光背に鳥居が刻まれている。」(写真5参照)


帰路は、ほぼ往路と同じルートを辿るが、後30分程で自宅と云う所でほぼ1時間の雨宿りとなった。19時帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)31km→島田の鳥居を背負う天部形仏神31km→熊本(自宅)
所要時間6時間(実4.5時間) 総計62km 走行累計41,849km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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