大阪デザイナー専門学校の学生とマルシェルbygoo の共同企画に
コメント書かせていただきました。
学生クリエイターさんたちが
”好きを届ける”をキーワードにギフトを作る企画。
この”好き”はどっちに焦点を合わせてあるんだろうねって思いながら作品を見てました。
”自分の好きなもの”を届けるなのか、
”好きな人に気持ち”を届けるなのか。
私、これがすごく好きで、この好きなものを作れている自分が好きなの。
っていう時間から生まれた作品もすごく素敵だと思うし、
私、’あの人’のことがすごく好きで、あの人に着けてもらいたくて作ったの。
っていう、作品もすごく魅力的だよねえ。
で、この作品を’あの人’が見たら、
あのときに2人で見たあの風景だ!
とか、なったりするのかな〜(←根付職人的発想)
なんて、それぞれ見ながら想像して、嬉しくなっちゃっていました。
学生さんたちだからさ、こっちの思いで作っている人が多いといいな。
技術がどうとか、センスがどうとか、
それよりもまずいちばん大事なのって
”だって、好きなんだもん”
って気持ちだと思うんですよね。
私、これが好きなんだもん!
って、信じる気持ちが根底にあるから続けられる。
続けていけば、生業としていけば、
甘いことばかり言っていられないし、
売れるものを作らないと生きていけないし。
でも、私がこれを素敵だと思うからっていう気持ちが
やっぱり大事だと思うんですよね。
そして、もうひとつ、
あの人につけてもらいたいな。
あの人に似合うかな。
っていう、誰かを思う気持ち、
誰かを思って作る気持ちがないと
自分ばっかりになっちゃって、いいものなんて作れないと思うし。
学生の頃ってそういう気持ちがすごく大きな原動力になる時期で
その誰かを思って作る、届けるその先に
いいものがあるんだろうな〜。
私、今回コメントを書かせていただくにあたって、
その思いを思い出したというか、
原点を振り返ったというか、すごく学ばせてもらったんです。
まずは、好きからですよね。
その思いをいっぱい持って作品を作っている人は
きっとここからもっともっといい作品をつくっていくんじゃないのかな。
大きく羽ばたいていくんじゃないのかな。
な〜んて、偉そうに。
私もまだまだ。
不惑カウントダウンながら、
学生さんの作品からたくさん学ばせてもらってます。