恩師、押阪忍さんが亡くなられました。
突然の悲報に接し、今は寂しさでいっぱいです。 ご家族皆様のご心痛をお察し申しあげますとともに、在りし日を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
ずっとアナウンサーになりたくて東京の大学に行き、最初にアナウンサーの扉を開いてくれたのが、押阪忍社長の作ったタレント事務所、SOプロモーションでした。
当時10代、何も知らない私は、それはもうたくさん叱られました。アナウンスの基本から、しまいには叱られ方まで叱られて。私が入った当時はそんなこと言っていなかったのに、途中から押阪忍先生自ら「鬼の塾長」と名乗りはじめてしまったほど。
でも、一歩外へ出たら御夫婦で力強く応援してくれた、厳しくも温かな先生でした。
押阪先生、私をこの世界に導いていただき、ありがとうございました。先生から学んだ‘芸’能を受け継ぎ、私はこれからも工‘芸’の世界で多くの人を魅了していきます。最後にお会いした時に言っていただいた言葉、忘れません。
ありがとうございました。
どうぞ安らかにおやすみください。
合掌