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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

日本橋三越「日本の職人『匠の技』展」を振り返って

この度は、
「日本の職人「匠の技」展」に
お越しいただきありがとうございます。
本当に素晴らしいご縁に恵まれ、
たくさんの方にお越しいただき、感謝でいっぱいです。






凛九は結成当初、
日本全国のデパートから
あれこれありがたいお話しをいただいたのですが、
凛九としての全員で足並みを揃えての販売は
年に一回が限度。
ありがたいけれど
お断りするしかない案件が続いていました。
当然、お断りし続けたらお声もかからなくなります。
さらにコロナでデパートでの職人展自体減ったこともあり、
コロナ後ほとんどお声がかからなくなっていたのです。

これではいけないと、
それぞれのお世話になったデパートに挨拶に伺い、担当者に
「またお願いします。」
と、コロナ後お願いに行っていました。
都合がつかず会えない人もいましたし、
我々のことを知っている相手がもうここにいないというケースもあり、
なかなか難しかったのですが、


「ぜひまた凛九さんに出てほしい。」
と言ってくれて、
お願いしておきながらなかなか足並みの揃わない我々の事情を汲んで、
何度も何度も声をかけ続けてくれたのが
日本橋三越の担当者さんでした。

お正月は流石に、それぞれ事情がある。
我々は、娘であり、妻であり、母であり、嫁であり、職人なのだ。
それでも、このチャンスをもう断りたくない!
出られる!
という参加希望のメンバーの思いを尊重して、
「凛九として揃って出るのはまた次回にして、今回は3人個人として出ませんか?」
と、お声かけいただいての参加でした。


こんなありがたいことないよね。
でも逆に、我々3人が結果を出さないと
凛九の未来に繋がらない。
特に私は凛九の代表だからさ、私の結果が凛九の未来を左右させちゃう。

年末、いろんな方から
「気合い入っているね〜」
と、声をかけてもらいましたが
そういった事情でもう必死でした。

おかげさまで、
初日からたくさんの方にお越しいただき
初日で作ってきた作品の多くが売れ、
明日から何を売ろう?
と不安になるほどの大盛況。
一緒に売らせてもらった師匠の作品も売れて、
本当にありがたい2025年の始まりでした。

すごくプレッシャーを感じていたので、
ホッとしました。
本当にありがとうございました。

ずっと先生(私のことです)の作品見ていて欲しかったとたくさん買ってくださった方、二度もお越しいただいて、来年はこの作品も欲しいなぁと言っていただき、もう本当にその言葉拝みたくなるほどありがたかったです(途中もう思わず拝んでいました)

凛九としては、
途中から七宝ゆうきちゃんの風邪という
なんとも悔しいハプニングはありましたが、体調不良はもうしょうがない。
どんなに予防したって、なる時はなる。
本人が一番悔しがっていました。
でも、きっとこの経験はゆうきちゃんの未来をより素晴らしいものにすると確信してる。
たくさんのゆうきちゃんに会いにきて会えなかったお客さんが、
また次回必ず会いにきますからと言ってくれました。
良いお客さんばかりでありがたいです。
早く元気になぁれ。


そして、5日間ずっと支えてくれた一刀彫結衣ちゃん。
いつも元気。
いつものことだけど、寝ないで彫って睡眠時間が短く、
会場でも素足で彫っているため、
もうみんな、
「寒くない?大丈夫?」
と不安になっちゃうんだけど、
えへへ〜と体調不良なんて微塵も感じさせず、
私が過度に心配して、
寝なさいー!水飲みなさいー!
と、うるさく言ってしまったけれど、
最後までずっと一緒に頑張ってくれました。
一緒に乗り切った達成感。
いっぱい気遣ってくれてありがとう。

いろんな方からご心配をいただきましたが、私たち2人は、とっても元気です。






写真は、
私が年末からずっと行きたかった立ち食いそばの店に
ようやく今日結衣ちゃんと行ってきたときのもの。
日本一の立ち食いそばと聞いたら行かないわけには行かないでしょ?









そして、最後に神田明神にお礼参り。

本当にみなさま、ありがとうございました!!

さ、たくさんのパワーもアイディアももらって、
また制作頑張ります!!
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