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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

今日はめしまりの日

お茶碗と聞くと、私たちはご飯をよそう器をイメージします。お‘茶’碗なのに。
小さい頃疑問に思ってたなぁ。なんで茶なんだ?と。そして、お茶を飲む器は湯呑み。こっちが茶なんじゃないの?と。

昨日は 三田村 有純  先生の和文化勉強会。
凛九メンバーで、知っておくといい和文化の知識を教えてもらっています。

そこで、長年の謎の答えが!!
お茶碗は、本来は茶道の道具。昔の人にとって、茶碗は中国から来た憧れのもので、茶碗を贈られるというのは、自分も密談の仲間に入れてもらえたことになるというとても嬉しい特別なものでした。
その憧れが庶民に広がり、150年ほど前に汽車という運送方法が発達したことから日本全国で茶碗を食卓で使うように!!

でも、本来の日本の文化は木の器。
日本人の食事は器を持ち上げて使うので、熱伝導の少ない木の器が生活様式に合っているんですね(韓国も中国も、スプーンですくって食べるので、器を持ち上げるのは日本ならではなんですって)

そこで、今日11月10日を、三田村先生たちが
めしまり(飯碗の訓読み)の日と名付け、木の器・漆の器でご飯を食べようという日に制定されたそうです。
先生曰く、一回騙されたと思ってやってみて。手に馴染んでしっくりくるから。
とのことで、私もやってみました!
良かったら皆様も、やってみて〜!!






コメント一覧

asuka-netsuke
そうなんです。
納得ですよね。
nekono-hironya
こんにちは。
確かに木製のお茶碗は熱を伝えにくいから、容器を手に持ってお箸で食べる日本の文化に適してるんですね。
勉強になりました。
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