さて、今日は昨日の続き。
(昨日の記事はこちら)
名古屋で、東海3県の伝統工芸の職人を
一人ずつあつめて対談する企画をしていただいたんです。
そのときにいたのが、
美濃和紙の松尾さんと、
豊橋筆の中西さん。
対談の中でも、
ひしひしと感じる熱量と、
このままじゃいけないんだけど
なにかしたいんだけど
っていう思いを言葉の端々からずっと感じていて。
後日、3人で改めて会って
ご飯食べようという機会に
みんなで何かやりたいねえ
なんて話している中で、帰り道に
松尾さんから
松尾「明日香ちゃん、ねえ何かやってよ。」
と。
梶浦「う〜ん、私がなにかやると大事になるけどいい?」
松尾「おおごと、いいじゃん。やろうよやろう。
なにかやらないと。」
中西「私もやりたいです〜」
と、言われたのがこのグループのそもそものきっかけ。
家に帰ってもその言葉が頭から離れなくて、なにかしたいな、と。
でもそれは、一過性のものではなくて
なにか効果的な、少し伝統工芸の流れを変えるような
イメージを一新するような、そんな活動であるといいな。
考えれば考えるほど、この地域には
他の地域よりもずっと若手の女性職人がいる。
そのメンバーが集まって、本気で伝統工芸を変えようとみんなが動いたら、
すごく大きなことができるんじゃないかと思いたち
私の知っている女性職人たち、全員に声をかけたのでした。
そしたら、声をかけた全員、
そのときにはまだ、なにをするのかも決まっていなかったのに
そもそも、1〜2回しか会ったことのない私を信じてくれて
「やりたいです!」
と、返事をくれて。
あのときは、びっくりしたなあ。
みんな、未来に対して何かをしなければいけないと
悩んだり、苦しんでいた時期で、
その言葉が希望に見えたんです。
って、後日教えてくれたメンバーもいました。
そして、顔合わせもなく
その2週間後に写真撮影。
私以外はみんな初対面という日が
凛九発足の日となるのでした。
あの日の写真。
みんな、初対面なんだよね。
この日からはじまったんだよね。
ふ〜。ようやく凛九発足。
次回は、どうして凛九でマルシェルやブログをしたいと思ったのかをお話しします。
相変わらず、長い文章になってしまいます・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次回のブログが終わったら、
そろそろメンバーのブログも
順番に紹介できるかもしれません。