倭姫命の御巡幸先巡り。
メンバーが紹介するところはお任せしてって思っているのですが、出発地の
大和国 御室嶺上宮だけは、どうしても紹介させてほしい。
(昨日、豊橋筆の中西由季ちゃんがInstagramで紹介してくれたので、そちらもチェックお願いします
instagram.com/link.kougei2017 )
倭姫命の御巡幸先の中でも、別格。
参拝できることが特別な場所です。
「弥和乃御室嶺上宮」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/cb/7fe8020f1ff747496d100effc818b4c8.jpg?1696464199)
倭姫命が御杖代として天照大神を奉斎へ出発した場所がこちら。
大神神社の奥宮、三輪山の頂上にあるのがこちらのお宮です。
太古の昔より神様の鎮まる神聖なお山で、入山が厳しく制限されてきた場所。
今は特別に許されているのだそう。
しっかり登山です。でも、神聖な山への参拝です。
つまり、登山ができる体力と服装、
そして、神様を敬う心がないと入山が許されないのです。
気軽な気持ちで参拝は許されません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/3f/a6cd2433a25c4ecae7918f333e4042ba.jpg?1696464259)
こちらにお参りするにはまず登拝者受付をし
神職さんから
ここは登山ではない。登拝です。
その意識を強く持ち、
飲食禁止(水分補給可)、撮影禁止、私語を慎む、等の説明を受け
人形のお祓いと、参拝証(本来は白装束で登る代わりに白の襟をつけて登拝します)を受け取り、入山です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b6/9135cd794f10be0dfc28b09c56bcbfb5.jpg?1696464318)
ここまでで、すでに他の神社への参拝とは違うことをご理解いただけましたでしょうか?
信仰の山なのです。
道中、道は急勾配で、山の標高の割にしっかり体力を必要とします。気軽な参拝のつもりで登る山ではありません。
同じように登拝する人の中には、裸足で登る人も多く、熱心なお参りの様子も見ることができました。
倭姫命の旅の始まりの場所は、大きくて険しくて、信仰の厚い、素敵な方々との出会いがある特別な場所でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/7d/628dd11f769c3544aceabb94f2e2a37f.jpg?1696464404)