こちら
民藝、つまり柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らが好きな人。
長年木に携わってきた人、
自然と対峙して生きている人、
など、普段とはちょっと違う方から
「とてもいいインタビューだったね」
と、感想をいただく。
どの感想も本当にありがたい。
ちょっと長いんですけどね、
わかる人にはわかる、いい動画です。
わかる人にわかってもらえばいい。
といえば、
最近は、BS放送に好きな番組がいっぱいあります。
特に好きなのが、
『冨永愛の伝統to未来』
初回にこんな番組あるよと教えてもらってからのファン。
繊細な技や、職人さんの人となりがわかる楽しさはもちろん、
この番組では特に、工芸って繋がってるんだなぁっということを考えさせてもらえる。
美濃和紙が大曲の花火を支えているなんて知らなかった。和紙の良し悪しが花火の出来を決めるなんて。
他にも初回の放送の中で型紙が染めを支えていたり、工芸が別の工芸とつながっている様子がよくわかる放送だった。
一つがなくなると、あれもこれも作れなくなっていくというのがこの番組をみて強く感じた感想。
何か史実が残っているわけではないけれど、その昔根付が当たり前に使われていた頃は、根付だって何かの一部に使われていた可能性だってあるしね。
今はもう、根付はそれ単体で独立していて、工芸とアートの狭間でなんとか残っているけれど、職人の数が減って単体で残る、一人で完結しないと残ることが出来なかったんだろうなぁ。
なんて、番組を見て、いろんな職人さんを見て、考えさせられます。
とても、冨永愛さんの、そして制作者の視線が温かい、素敵な番組です。
そして、昨日放送直前に
「根付が出ます!」
と、教えてもらった
『美しい日本に出会う旅』
昨日の京都で初めて見たのだけれど、
綺麗な番組でした。
しっとり。
清宗根付館の放送もとても良くて、
いっぱい写真を撮影しちゃった。
わかる人にはわかる。
でも、せっかくこんなに素敵なんだから、
わかる人をもっとたくさん増やして行きたいね〜
あ、師匠のダリアが!!
↑大西さんは、師匠の最初の弟子。
私はお会いしたことがないのだけれど、
師匠から大西さんとの思い出話は日々聞いているのでお顔が見られて嬉しかった。