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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

なれを重ねて美しくなる

昨日は早めに根付の仕事を終えて、懐かしい方々との食事。

15年以上経っているにも関わらず、みんな見た目が全く変わってないことに驚きつつ、あの頃の話しで話題が尽きない。
あの頃のあんなに辛かったことが、いつのまにかこんなふうに笑いながら話せるようになっていて、解散した後いつも以上にスッキリ前向きになっている自分に驚いた。
信頼できる仲間とだから、誰にも話せなかった心に留めていた思いを共有できて、あの頃の傷がちゃんと“なれ”になっているんだなぁと再認識。

それぞれみんな、いろいろあった。
でも、ちゃんと乗り越えてこんな笑顔でまた会えているのは、頑張って乗り越えたあの頃があるから。

完璧な人なんていない。
人はそんなに強くもない。
だからこそ、周りが見えないくらい一生懸命だった時代を共有できる仲間は、ずっと大切にしたいなと思える会でした。

また、次回!








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