2021年7月訪問
シュッとした立ち姿が素敵 役者舞台の絵姿 かうらいや 歌川豊国
《役者舞台の絵姿 かうらいや》
『歌川豊国』明和6年(1769)~文政8年(1825)
『歌川豊国』は、江戸時代の浮世絵師です。
幼いころから『歌川豊春』の門下になり『豊国』を名乗ります。
寛政6年(1794)和泉屋市兵衛から出版した《役者舞台の姿絵》が大評判。
この作品もその中の1枚。
背景は何もなく役者だけがスット浮き出して見えます。
繊細な線遣いで的確に表情をとらえています。
着物の裾を持ち上げるしぐさや、足の位置などで動きも見え、
素晴らしい1枚に仕上がっていると思います。
参考:(ウイキペディア)