2019年10月訪問
ニースに行ったものの マチス パリ国立美術館
ポンピドーセンター パリ
1917年の年も押し詰まった12月20日に『マティス』はニースに行きます。
しかし彼は悪天候のために、そこで1か月間ホテルに閉じ込められます。
『アンリ・マティス』(1869~1954)
《窓辺のヴァイオリニスト》(1918)
閉じ込められたホテルの中で、自室画を描きました。
この《窓辺のヴァイオリニスト》もその時の構想によるものです。
あけ放たれた窓ですが、雲が視界を覆っていて何も見えません、
明日は何か見えるかも知れない、
そんな思いは自分の環境とダブっていたのでしょうか。