欧州と日本の美術館 その6
★端正な佇まいの マウリッツハイス美術館 ハーグ オランダ
『マウリッツハイス美術館』はオランダの中心都市『ハーグ』にある国立美術館です。
場所は堂々の、『ビネンホフ』(国会議事堂)の隣にあります。
背後に美しい湖を背負い、端正で美しい佇まいを見せています。
手前が『ビネンホフ』一番左に見えるのが『マウリッツハイス美術館』です。
では正面に回ってみましょう。
正面もとても端正ですね、主には17世紀に建設された、オランダ古典建築様式です。
前の金属柱が邪魔ですが、テロ集団が車で突入するのを防ぐものです。
残念ですね。
中に入ると二階に上がりその左右が展示室になっています。
天井のフレスコ画とても鮮烈な印象を与えてくれます。
そして見てください、欧州の美術館に行って年齢は様々ですが、
子どもたちの集団を見ないことはありません。
先生が子どもたちを引率してきて、美術館のキュレーターが、説明をします。
羨ましいですね、子どものころから美術に自然に触れていく、
学力中心だけではなく、幅広く知識を身に着けていく、これが教育ではないですか?
これは私の好きな作品の一枚。
『カレル・ファブリティウス』(1622年-1654年)
『ゴシキヒワ』
『レンブラント』が愛した才能です。