久々の更新です。
価格.com繋がり(ハンドルネーム:アテゴン乗りです。)で読まれてくれている方はご存知かもしれませんが、
子守も有りゲームする時間も最近めっきり少なくなってしまいました。
(と言ってもちょこちょこですがDQ11は遊んでいますが、腰を据えてPCでゲームをできる環境に無いです。)
私事ですが、子供絡みも有りますが車を買い替えて1年ちょっと経過しました。(車もアテゴンじゃなくなっちゃいました。)
せっかくの購入した車ですからいつまでも綺麗に乗りたいですよね。
何台か乗り継いで20年以上車に乗っていますが、正直洗車は結構好きです。
それほど頻繁に乗り換えられるほど裕福でもないのもあり?
基本大事に乗りたいタイプなので洗車の本なんてのも買ったことも有ります。
ホームセンター等で新しいコーティング剤など見かけるとついつい買ってしまったり…
ピカピカ光っている車は気持ちが良いですよね。
我流&独学ではありますが、改めて洗車を考えてみました。
1. 洗車の基本は水洗い
自分だけでしょうか?
洗車が好きだからなのか?道具から入るきらいがあります。
ですので少し前までどんなに手を抜いてもシャンプー洗車って考えでした。
でも最近のコーティング剤や、プロのコーティングの手入れは水洗いって謳っている物も多いです。
コーティング対応シャンプーを使った方が良いのか?
答えはどちらでもないです。
シャンプーってそもそも何の為に使うのか?
シャンプーって平たく言えば洗剤です、汚れを落とす成分です。
汚れもコーティングも塗装面から考えればどちらも付着物。
当然水と合わせて使うものです。
水洗いより洗浄能力は上がるのは当然ですが、
コーティングを落とす度合いも当然水だけより増えるはずです。
なら水洗いで綺麗になるなら、
あえてシャンプーを「使う必要が無い」ではなく「使わない方が良い」になると思います。
シャンプーを使った方が摩擦係数が減る?
スポンジを最低限選定すれば問題ないと思いますし、(最近ではマイクロファイバータイプも有ります。)
その差を気にするなら水流しだけにした方が良いかも。(笑)
シャンプーも色々なタイプが出ていますね。
コーティング車対応
ノーマルタイプ
水垢落としタイプ
鉄粉落としタイプ
傷落としタイプ
ワックス入りタイプ
等々
洗浄力にも差があると思います。
シャンプー+αの作業がまとめて一度に出来るのはメリットですが、
やはり単体使用のクリーナー等に比べると洗浄力自体は劣ることも有りますが
これも不足が無ければ何の問題も無いと思います。
2. クリーナーとコンパウンド
シャンプーを使っても落ちないしぶとい汚れ等は、
クリーナーやコンパウンドを使う事になると思います。
これも各社色々なタイプ色々な製品が出ています。
水垢や水ジミ、虫汚れ、汚れも色々あります。
ここでは大きく分けて
クリーナーとコンパウンドがあると思います。
良くコンパウンドは使い方が難しいとか傷が増えるとか言われたりもしますが…
乱暴に説明すると
コンパウンドは削って落とす=研磨剤
クリーナーは溶かして落とす=溶剤
という括りになると思います。
両方が含まれているハイブリットタイプの製品が実は多いです。
コンパウンドは研磨剤ですから傷が増えるのは当然です。
傷を消せるのも当然です。
傷の周りを削るんですからね、細かいコンパウンドになればなるほど綺麗になりますが、
結局のところ傷が小さくて見えない、見えにくくなるだけです。(コーティングで隠せる傷レベルになればOK?)
当然塗装面は薄くなっていくデメリットも有ります。
あまり頻繁にやるのは良くないです。
気になっても部分的にやるぐらいが安全だと思います。
それに比べてクリーナーは溶かして汚れを落とすのですから、
傷が付くリスクははるかに少ないです。
でも溶剤ですよね?溶かすんです。
クリーナー系の中には、
「再塗装車や塗装の劣化した車には使わないでください」
なんて謳い文句が書かれていることも少なくありません。
これってつまり塗装を侵しますと言っているようなものです。
純正塗装で状態が良い時なら大丈夫というか、変化が分からないだけ?
塗装が耐えているだけなのかもしれません。
純粋なコンパウンドの場合その場で結果が出て成功失敗が目で見て分かり易いですが、
溶剤の場合実は侵食していて、後で塗装面が痛んでいるなんて事も?!
これも不要な箇所まで使うメリットは無いですよね。
多かれ少なかれどちらもリスクがあるということです。
塗装に対してメリットは一つも有りません。
ただ汚れが付いたままではそれ以上に都合が悪いから落とすために使うのです。
また汚れに種類によって得意不得意もあると思います。
汚れを落とすギリギリの洗浄力を選択するのがボディーに対しては良いと思います。
そうそう
洗車場で他の人見ていると乾拭きをしっかりしていない人って意外と多いですね。
(水を固く絞ったウェスで拭いて終わりって人が意外と多いです。)
大きなくくりで言えば一番簡易なコンパウンド掛けだと思います。
ウェスの摩擦で表面を磨き上げるわけですから…
コーティングやワックスを掛けた後これをやると艶が1ランクアップすることも。
水洗いの仕上げも乾拭きすると残っていた汚れが落ちる事も。
窓ガラス面は特に顕著で絞ったウェスだけではなんかきれいになっていないと思っても、
乾いたウェスで拭くときれいに仕上がります。
ウェスの種類によっても仕上がり感が変わることも有ります。
(下手なものを使うと傷が増えるのでただウェスの選定にはご注意を)
意外と奥が深いですよ。
因みに高級レストランのグラスは洗った後必ず乾拭きをするそうです。
これも曇りをなくして綺麗にするためだそうです。
意外と忘れがちな乾拭き、クリーナーやコンパウンドに頼るぐらいならその前にやってみることをお勧めします。
クリーナーやコンパウンドも結局
適材適所だと思います。
過剰な洗浄力はデメリットしか生まないです。
3. コーティングは何の為に?
汚れ落としまで終わったらコーティングですよね。
シャンプーやクリーナーの類に比べると
さらに多くの種類の製品があるように感じます。
また洗車グッズコーナーなどの陳列では一番目立つところに並べてあったりして、
洗車の胆の様に感じる製品ですらあります。
でも他の製品と違い落とす成分ではなく塗装面に付ける成分が主ですよね。
でコーティングは何のためにするのか?
ツルツルの艶を出すため?
雨を弾かせるため?
傷を隠すため?
どれもコーティング剤でよく謳われていたりする内容ですが、
基本は塗装面を保護する被膜だと自分は解釈しています。
つまり塗装面を露出させておかないというのが役割だと解釈しています。
塗装の上にコーティング、
コーティングの上に汚れという構図になっていれば、
塗装面へのダメージも減らせます。
最近では端から汚れと一緒に流れ落ちますなんて謳ったコーティング剤もあります。
完全にコーティングが無くなる前に再施工できればそれでも全く問題ないですよね。
極端な話
艶が無くて、傷が目立って、雨を弾かなくても、
塗装面に汚れなどが届かなければコーティングの性能としてはOKだと思います。
でもせっかくの車のボディーだから綺麗に見えた方が良いですよね。
なので艶や傷隠しなんかを謳うのだと思います。
また好みも大きく絡みますが
最近では撥水タイプを避けるようになりました。
濃色車に乗り出して痛感したことなのですが、
撥水タイプは水切れが悪いタイプが意外と存在します。
動いていたりして風やGが掛かっている時は水玉が流れて見ていて楽しいのですが、
簡単に言うと水と仲が悪いので水平状のルーフなどでは意外と水玉になってずっと残っていたりします。
撥水、疎水、親水などと分けられて表現されますが、
自分は水切れが良いタイプが好みです。
今まで乗って来たの車はパールホワイトが多かったのですが、その時は撥水を好んでいましたが、
見て目で楽しい以外のメリットがあまりないような気が…
コーティングが効いていて簡単に落とせるならいいのですが、
返って雨染みなどが増えたりしたら本末転倒ですからね。
汚れが付き難くなる、汚れが落としやすくなると言うのもコーティング剤の大きな役割ですね。
因みに自分の場合
溶剤成分が多そうなコーティング剤は避けます。
これは塗装の上に溶剤さらに上にコーティングと考えると怖いからです。
溶剤が入っているコーティングの方が手軽にきれいに仕上がるものが多いのも事実です。
下地処理が甘くても汚れを落としながら出来ますからね。
ただ頻繁にコーティングを掛ける場合は仇になりかねないので自分は避けています。
またコンパウンド入りも同様の理由で基本避けています。
逆に下地処理様に別途にコンパウンドなどの仕様がうたわれているもの、
もしくは付属している製品は自分の経験上良いことが多いです。
正直いろいろな製品を使ってきましたが一番優れている製品は分かりません(笑)
艶も水弾きも好みもあるでしょうし耐久性や施工の難易度もいろいろあります。
ボディーカラーによって合う合わないもあります。
見た目だけではなくボディー(塗装面)に優しそうかどうかで選んでみるのも意外と面白いかもしれません。
4. 第3の汚れ落とし「トラップ粘土」
汚れ落としにクリーナーとコンパウンドと書きましたが、
実はコンパウンドに属するか微妙なトラップ粘土というものが存在します。
使い方は濡らしながら塗装面を滑らせる。
擦るのだからコンパウンドの仲間の様にも思えますが、
実際は汚れをくっ付けて引っ張り出しているんですね。
粘土も結局のところ塗装面を擦るので傷は多かれ少なかれ付きます。
(因みにコンパウンド成分が入っていないものと入っているものが存在します。)
ただ塗装面に刺さった鉄粉等のゴミ(汚れ)を取るのには最適です。
ホイール等も驚くほどきれいになります。
ボディ表面のザラザラやブツブツが気になる場合はコンパウンドより使い勝手が良いことがあります。
あくまで個人的ですが化学反応で鉄粉を取るクリーナーよりは塗装には優しい気がします。
5. 最強のクリーナー
ちょっとボディーの話からズレますが、
タイヤの洗浄剤の中にはスプレーでかけるだけで綺麗になるなんて謳った製品もあります。
自分も時々使いますが、この手の製品はかなり強力でかけた後タイヤをブラシなどで擦るとブラシが真っ黒になります。
擦らないで汚れを流すほど溶剤成分=タイヤも溶かすということです。
洗車場等では使用はコンクリートの洗い場で等と書かれていることも。
そうアスファルトも溶かすほど強力です。
かなり諸刃の剣です。
ボディーやホイールに付いて良いことがあるわけがないですね。
タイヤは消耗品なので摩耗寿命まで持てば良いという考えの元偶に使いますが、
頻繁に使うと本来の寿命を全うする前にクリーナーでタイヤの寿命を短くすることもあるかも?
手抜きをするとリスクも増えるということです。
汚れとそのクリーナーどっちがタイヤにダメージ与えますかね?
タイヤの見た目に拘りたく手もかけられるなら普通に水かシャンプーで洗って、
別途艶出しの方が無難です。
6. まとめ
洗車のケミカル類って数多く出ています。
魅力的な謳い文句で売られているので残っていてもついつい買ってしまいます。
せっかく買ったのだから色々使いたくなります。
でも実は逆効果なんてことも多いということ。
洗車歴(自動車所有歴)24年
どれだけ洗車グッズに投資しただろう。
物置には数多くのコーティング剤が残っています。(古いものはオーリーなんてものまで)
下手したら軽自動車一回オールペンできるぐらい投資しているかも?
結局どれだけ丁寧に洗車しても経年劣化は0にはなりません。
でも車を洗うのは好きだし綺麗になると気持ちが良いですよね。
新しい洗車グッズも試してみたくなります。
「気に入った車を永く綺麗に乗りたい」、「いつでも綺麗にしておきたい」
この二つも微妙に相反しますね。
洗車は過剰でもデメリットが大きくなります。
汚れに合わせた洗車が必要ってことですね。
いつでも綺麗にしておきたい?
なら車庫に入れて動かさないのが一番です…
そんなの車としての価値が…
結局気負いせず付き合うのが良いような気もします。
腫物を触るように付き合っては疲れるだけかもしれません。
因みにワックスは良くないコーティングが良いとか言われたりしていることもありますが、
自動車の説明書の中には月に一回ワックス掛けをして下さいと書かれている車も結構あります。
洗車ケミカルのメーカーと、自動車の製造メーカーの考えにズレがあるのがうかがえますね。
コーティングも本当に万能なら自動車メーカーが最初からかけておいてくれてもよさそうですが、
ディーラーオプションが基本ですよね?
難しいです。
繰り返しになりますが独断と偏見で書いています。
ふと頭の中で考えたことをつらつらと書き綴ってみました。
同感してもらえたり、洗車初心者の方のヒントになればうれしいです、
素人がなんか適当に書いてるよ…とか思ってもらっても結構です。
洗車は人それぞれ意外とこだわりが出る行為で意外と宗教色強い気もしますから(笑)
なのでコメントもらっても返事しない可能性もありますのであしからず。(^^;
次の更新はいつか未定です…