正直ゲーム業界自体昔より元気がなく
最近は一般受けするスマホに流れているような気が自分はします。
ゲームは色々なハードウェアーでやれる時代なので、スマホ、ゲーム機、パソコン等色々あると思います。
コストも違えば、ゲームの傾向も違うように思います。
今まで数本のゲームを紹介してきて、パソコンのゲームに持ってくれた人がいたらうれしいです。
パソコンゲームのメリットをざっくりいうと、
(ここで言うゲームは一般的3Dポリゴンゲームの事を言っていますので、ブラウザーゲームの様な2Dのゲームは含んでいません。)
1.画質はほかのハードでやるゲームより良い状態で出来る。
ただしハードの性能を削ってしまった場合この限りではありません。
2.海外のゲームが他のハードより手軽に手に入れられる。(ネット&DL)
英語を理解できる人や読めなくても出来るゲーム(レースゲーム等)なら、
日本語版が販売される前はもちろん、日本語版が出ないゲームも遊べます。
おまけに海外版の方が安いこともよくあります。
この二つぐらいでしょうか。
(レースゲームのGrid AutoSport)
逆にデメリットは
1.ゲームを満足に出来るパソコンは他のハードに比べて高額になってしまう。
PS4とXboxOneを両方買ってもお釣りが来るぐらいの金額はかかってしまいます。
2.他のハードのゲームに比べ不具合に出くわす可能性が多い。
パソコンは色々な部品の組み合わせで出来ている事、
ゲーム以外に色々なソフトウェアーをインストールする事、
等で条件がかなり多彩のため、ゲームソフトメーカーの想定外の不具合が出ることもよくあります。
その為自力で問題を解決する能力や、メーカーが修正プログラムを出してくれるまで待つ必要があることもあります。
(それでも昔よりはよくなったと個人的には感じます。)
3.国産ゲームタイトルはゲーム機の方が豊富
といった感じですのです。
(ちょっと古めのFPSのMetro LastLight)
お世辞にも敷居が低いとはまだまだ言えません。
PCでゲームを始めようと思ったら、大概の人は最初に所有のパソコンで出来ないかな?と考えると思います。
残念ながら3Dゲームを意識していないパソコンではゲームが快適に出来ない事が殆どです。
(最新の比較的高グレードのパソコンでゲームが古めだったり高度でなければ何とかなるかもしれませんが、
あまり期待はできません。)
ではゲームプレイを考えたパソコンとはどんな物かというと、
一番違う部分としてはグラフィック能力です。
簡単に言うとゲーム用のパソコンはゲーム内の3D空間の計算するグラフィックボード(カード)というものが搭載されています。
このグラフィックボードが乗っていなくても代わりに仕事をする部分はすべてのパソコンに備わっていますが、
難しい計算ができなかったり、処理能力が桁違いになります。
逆に言えばグラフィックボードが最新の良い物が付いていれば、他が多少古くてもゲームは快適に出来てしまいます。
ですのでグラフィックボードが取り付けられるパソコンであれば、それだけで済むこともあります。
(ノートPC、液晶一体型、スリム型は基本的に取り付けや交換は無理だと考えてください。)
ここまででほとんどの人の場合はパソコンを買いなおす必要があると思います。
そこでネットでゲーム用のパソコンを探すと自作パソコンと言う物を目にするようになると思います。
実際私も自作パソコンを使用していますし、Windows95の時から自作パソコンを使用していました。
昔はメーカー等の完成品のパソコンよりコストが安く抑えられたから自作パソコンを作るようになりましたが、
最近では性能比で言えば自作パソコンは間違いなく割高です。
(30万を超えるようなクラスになると例外も出てきますが…)
また昔から変わらず自作パソコンならではのトラブルに遭うリスクもあります。
自作パソコンユーザーで安く済むからパソコンを作って上げようかと誘ってくる知人がいたら、
それはその人が組み立てを楽しみたいだけと疑った方がいいです。
組み立てを楽しむ事に、多少の追い金とリスクと時間を気にしないのであれば、自作も楽しいですが…
ちなみに自分はパソコンが欲しいという人に自作パソコンを進めることはしません。
(自作パソコンを組み立てたいという人はもちろん応援します。)
完成パソコンでは日本で一般に有名なメーカー製(NEC,富士通等)のパソコンでは、
ゲームをやる条件にあったものはほとんど販売されていません。
(それだけPCゲーマーが少ない事だと思うとちょっと寂しいですが。)
完成品でゲームが快適に出来るパソコンと言うとBTOと言われる半カスタムパソコンを購入することをお勧めします。
ググると沢山出てくると思いますが、
パソコン専門店等のBTOコーナーを見るとゲーム用パソコンのジャンルが必ずあります。
その中で選べばまず問題なくゲームが出来るパソコンが手に入ります。
ただし基本本体のみなので、モニター(画面)やスピーカーが必要な人は一緒に購入することを忘れずに、
(今は液晶テレビで代用も出来ますが、あまり使い勝手はいいとは言えません。)
あとは予算に応じてといったところです。
現状で言うとデスクトップPC本体で税込12万円以上のクラスであればほぼ問題ないと思います。
うまく探せば10万前後からありそうですが…
簡単な目安としては最低ラインでGTX750Ti(Ti無しは不可)、推奨でGTX960以上といった感じです。
グラフィックボードの性能でどれだけ綺麗な画質でもスムースに遊べるか決まるので、
グラフィックボードは極力上のモデルがお勧めだと自分は思います。
(ただしハイエンドになるとコストパフォーマンスが大きく下がるので、その手前までが良いと思います。)
トゥームレイダーにて画質LowとUltra設定での画質の違いが分かるようにgifアニメにしてみました。
(gifフォーマットの制限の為色数は減ってしまっています。)
PS3とPS4はこの間の画質ぐらいだと思います。
後ろの岩場や廃棄物、肌の質感がぜんぜん違うと分かるはずです。
どのレベルの画質で出来るかはグラフィックボード次第です。
ちなみにBTO(デスクトップタイプ)は自作パソコンと造りは一緒で汎用パーツの組み合わせなので、
後々アップグレード(一部の部品だけ入れ替える)が普通のパソコンより容易ですので、
長く使うと節約につながることもあります。
ちなみにノートパソコンタイプも存在しますが割高になるため個人的にはあまりお勧めではありません。
自分と同じ様なパソコンゲームユーザーが増えてくれるとうれしいです。