今までも何回か取り上げましたが、
オープンワールドFPS RPGの「FARCRY4」(以降FC4)のレビューをしてみたいと思います。
念のため書いておきますが、18歳以上の対象のゲームです。
しばらく放置して有りましたが、
Windows10での環境もひとまず安定して形になりましたし、
久しぶりに時間が取れたのでまた遊びだしました。
(画像クリックで基地制圧のプレイ風景の動画ページに飛びます。)
販売元はUBI Soft でSteamで購入できますが、Uplay経由の起動が必要になります。
FARCRYシリーズは3から遊んでいて、それが好みだったため、
FC4は発売開始当初に購入していますが、オフラインモードでのんびり進めています。
現状プレイ時間は70時間弱ですが、攻略率は50%ぐらいだと思います。
(結構ゲームオーバーにもなっていて時間に対して進行は遅いほうだと思います。)
ゲームの大まかな内容はFC3と似通っていて、
普通の青年が運命のいたずらで狂気の紛争地域で戦いに巻き込まれます。
そんな中、反乱軍に加勢し正義(?)の為に戦っていきます。
前作同様オープニングで敵(?)のボス(パガン)と対面はかなり印象的だと思います。
最初のうちから主人公は正しいのかどうなのか結構疑問の道をたどることになります。
(まあゲームなのであまり深読みはしません。)
シナリオも分岐がありエンディングもマルチらしいです。
全て見るためには2回以上やる必要がありそうです。
進行の基盤もFC3と同じで、
動物の皮集めで所持品量のアップさせる。
電波塔の制圧でマップ解放。
基地制圧で周辺の勢力関係を優位にする。
等を進めながら、ストーリーを進めていきます。
乗り物も比較的豊富で、車類の他今回は小型ヘリコプターが追加されています。
経験値と言われるものも有って、レベルが上がるといろいろなスキルが取得できます。
オープンワールドゲームでは定番のサブクエストも豊富です。
島の住人の人助けや、乗り物でのレースや、資材輸送等…
グラフィックに関してはPCゲームの中でもトップクラスに入ると思われるほど高水準です。
それに伴って、グラフィックボードの性能要求はかなり高いと思います。
(FHD1枚の環境でも、GTX970では余裕が無いぐらいです。)
ただグラフィッククオリティーの調整は結構細かく幅広く調整できるのでGTX750Tiクラスから遊ぶことは可能です。
(高設定のグラフィックに惚れると、高性能のグラフィックボード欲しくなる危険性もあるかも…)
高性能グラフィックボードの能力を使い切っていないと思う人にもぜひ遊んでみてもらいたいゲームでもあります。
島を散策するだけでも、暇つぶしができます。
ただしゲーム序盤から場所によっては出てくる気勢の荒い野生の動物に要注意です、
特に「カバ」にはかなりの回数やられました。(^^;
オープンワールドのゲームですが比較的不具合も少なく安定しているのも好印象です。
またオンラインも少し試してみましたが、自分が下手なのか?結構難易度が高いのか?わかりませんが、
やられまくりでした。(^^;
オンラインだけでも十分楽しめるので、対戦はあまり上手くないよと言う人も十分楽しめると思います。
ただ、比較的操作は多いので、FPS慣れしていない人はとっさに思った通りに動けないということもあるかもしれません。
また3で気になっていた部分で、
スナイパーライフルがやたら強かったのもだいぶ補正されています。
ゲーム中盤以降の難易度が主人公の成長の為簡単になってしまうのも、補正されているように感じます。
FC3の悪い点がきっちり直っていて、FC3の面白さを確実に超えていると感じられます。
逆に難易度が高く感じ進めない時はサブクエストなどで経験値稼ぎが結構必要になってくる気がします。
程よいバランスだと思います。
前作ではだれ気味だった後半の基地制圧も今回はかなり手ごたえがあって面白いです。
警報鳴らされてヘリの援護が来たらもう逃げるしかないです。
迫撃砲もかなり極悪(^^;緊張感がたまらないです。
ごり押しが通用し難くなっています。
グラフィックだけに収まらずゲームバランスも良好
敵味方のキャラクターも個性豊かでストーリーの感情移入も比較的しやすく感じます。
全体的雰囲気も好みなのでお気に入りのゲームの仲間入りです。
名作と言えるのではないでしょうかね。
満足度:96点