いまインコ達はTSUBASAにいます。
近々戻って来ます。
救急車で運ばれて私の頭の中はインコ達の事でいっぱいでした。
タクシーで往復1時間だから、必ず戻って来ますから、
インコ達のエサや水の交換に行かせて欲しい!
先生は「自分の命が亡くなったら元も子もなくなるでしょう」
私「でも自分が元気になって自宅に戻ったときインコ達の悲惨な姿は見たくありません・・・引っ越したばかりで近所に頼める人もいないんです」
同じような事を何度も泣きながら話しました。
集中治療室でTSUBASAに連絡をしたいと懇願しました。
本気で病院を脱走する決意を察してくれて電話をかけることを許してくれました。
いまいるインコ達は私の人生で最後の買い飼い鳥になると思って育てました。
母を看取り独り暮らしとなりました。
こんなことになり・・・
自分は飼い主失格だと思いました。
小学生の頃からいつもインコがいました。
父が育て方を教えてくれました。
あれから何十年も経ちました。
本当にダメな飼い主です。
TSUBASAがなかったらインコ達の命も自分の命もなかったのではないかと思います。
私にとってインコの命は自分の命と同じなのです。
いま思うのはTSUBASAを永遠に残さなくてはいけないということです。
高齢化社会で一人暮らしの人も増えます。
自分は何かをしなければならないと思います。
これまで自分の経験をもとに知人などに飼育のお手伝いなどをさせてもらいました。
たいした事は出来ないですがインコといた年月分の失敗や成功があります。
1羽でも多くの役に立てることが自分の幸福です。