まるで何事もなかったかのように・・・
モナリザのほほ笑みのように美しく成長したマメリルハのハナちゃん♀
お迎えしたインコがAGY(メガバクテリア症)と診断された時の辛かったこと!
うちではセキセイとマメリルハでした。
マメリルハのハナちゃんは生後2週間でした。
体格は小さくハゲもあって・・・
ハナちゃんの症状は体重減少と食欲不振でした。
メガバクで胃が悪くなっているのでした。
『このままでは死んでしまう・・・』と思えるほど食べないのでした。
雛のときに摂取しないといけない栄養をどうやって食べさせるかが課題でした。
すぐに頭に浮かんだのは、かつて飼っていたオカメインコに医師が教えてくれたさし餌の方法でした。
メガバクとは違う病気でしたが食べられないという共通点がありました。
ハナちゃんのさし餌は2時間ごとに作りシリンジでクチバシの横から1滴~2滴さしました。
すぅ~と口の中に入ることを見たときは希望が見えました、食べたい意志はあるんだ!って。
一日の殆どがハナちゃんのさし餌作りと容器やシリンジの熱湯消毒でした。
メガバクを薬で治療しながらですから体重が1g増えるには2~3日かかりました。
毎朝ハナちゃんのいるケースを見ることが怖かった・・・本心です。
25gから30gに増えるまで2ヶ月以上かかりました。
ハナちゃんはゆっくりゆっくり大きくなりました。
一番小さいインコのマメリルハですが文鳥・セキセイ・ボタン・コザクラ・・・
今まで育てた雛の中で一番さし餌の長かった仔です。
さし餌はパウダーフードで、濃度も少しずつ上げていきました。
ひと月以上たってからスプーンで食べるようになりました。
ハナちゃんの飼育ケースの底には他の雛インコのときと同じように
皮付きシードやボレー粉をまいておきました。
食べることを最優先に育てたせいか何でもよく食べる仔になりました。
食欲は凄まじいです。
ハゲも自然になくなりました。
胸はハゲではありません! 卵を産んで温める時期に自分でむしってます(笑)