軍事防衛&メカニクス

最新の #軍事防衛 #政治経済 #ウクライナロシア戦争
#技術  などの話題まで扱います

2003年】コロナウィルス流行とトビバッタ大発生 繰り返される奇妙な一致【2020年

2020-03-10 20:29:16 | ミリタリー関連

サバクトビバッタ,バッタの大発生,アジア風邪,香港風邪,エイズ,スペイン風邪,コレラ,感染症,パンデミック,武漢ウィルス,イナゴ,蝗,新型インフルエンザ,

武漢ウィルスに続いて 数千億匹ともいわれる
サバクトビバッタが発生して 新たな問題となっています

日本政府はサバクトビバッタ被害に
緊急無償資金協力実施決定 

日本政府は,ケニア,ソマリア及び
ジブチに広がるサバクトビバッタ被害に対し,
750万ドルの緊急無償資金協力を実施する
ことを決定しました。
世界食糧計画(WFP)を通じて,食料の
配布等の支援を実施します/外務省より

実際 アフリカや東アジアでサバクトビバッタが
農作物などに大きな被害を与えているのは事実です

ところで とてもおもしろいことに気づきました

SARS発生の2003年にも 2020年の今回と
同様にサバクトビバッタが大発生していました

サバクトビバッタはこれまで何度も大発生を
繰り返していますが 前回 大きな被害を
出したのが2003年でした

この2003年こそ 中国でSARS-CoV
つまりSARS重症急性呼吸器症候群が
アウトブレイクした年だったんですよ

これは単なる偶然 なんでしょうか?
とても興味深いので これまではっきりしている
サバクトビバッタの大発生と感染症の
流行年について調べてみました

SARSでも中国 香港を中心に死亡者が出た

20世紀に入ってからは、サバクトビバッタの
発生した年はかなりはっきりと分かっています

サバクトビバッタの大発生した年


1926年-1934年、1940年-1948年、1949年-1963年、
1967年-1969年、1987年-1989年、2003年-2005年、
2020年などの被害が大きかった

●1949年-1963年期

1957年、 アジア風邪
アジア風邪で世界中で200万人もの人が死亡

1957年の冬、中国貴州に発生し中国全土に広る
中国の科学者は病原体の分離に成功したが、
当時、中国がWHOのインフルエンザ関係機関に
加わっていなかったため、情報が伝えられた
のは流行から2か月も経過してからだった

その間にアフリカや中南米に拡大し日本でも
感染者数98万3105人、死者は7,735人にのぼる

ちなみに1958年には サバクトビバッタの
写真から、1^3m当たり17匹、個体数500億匹と
推定されています

●1967年-1969年期 

1968年 H3N2亜型による香港風邪

香港風邪では、世界で100万人が死亡し、
日本の死者は2,200人以上でH3N2亜型に
属する新型ウイルスであった
現在の季節性インフルエンザの原因の1つ

●1987年-1989年期

エイズ・パニック発生
日本で1986年/松本事件、1987年/神戸高知事件
などエイズ・パニックと称されるパニックが
引き起こされた

もっとも エイズの場合は世界的に感染者数が
増大したのは90年代末から2000代初頭でした
それ以降は 横ばいになっています

また1989年からはアメリカなどで
C型肝炎の流行もありました

ここまではイナゴ大量発生サイクルと
かなり良い相関があるように思われます

そこで調子に乗ってもっと遡って調べてみました
19世紀後半から20世紀初頭はデータも少なく
またある特定時期だけの流行ともいえない
ケースが多いことを お断りしておきます

●1869年 アフリカバッタ襲来
"おそらく西アフリカからと思われる
砂漠イナゴの群れがイングランドに到着した"

これは1869年のイナゴ発生の記述です
アフリカのイナゴが海峡を超えてイングランドに
達したんですから 相当数の発生だったと思えます

1860年代はコレラの流行が多かったようです
日本だけでも幕末から明治にかけて コレラに
よる死者が毎年 数万人にもなっていましたから
世界的には遥かに多かったでしょう

●1915年 オスマンシリアイナゴ大発生
パレスチナ蝗害とまで名の残っている蝗発生

この三年後 1918年こそ有名なスペイン風邪 
最初のインフルエンザのパンデミック
おきた年です


マスクをしていない人の乗車を
拒否するシアトルの路面電車。

このスペイン風邪は人類の経験した
最悪の感染症で 感染者数は当時の
全人類の1/3に相当する約5億人以上、
死亡者は5,000万人から1億とも言われています

日本でも40万弱が死亡しました
興味深いのは 感染した多くの高齢者が
回復したのに青年層では大量の死者が
出たという 今回の武漢ウィルスと
逆の設定になっている点ですね

●1926年-1934年期

1932年 中国でコレラ大流行

中国では何度もコレラが大発生しているが
1932年にも大流行がありました

●1940年-1948年期

この時期は短期的に大流行した感染症は
無かったようではっきりしません

強いていえば 1940年/昭和15年は日本では
結核の感染者が最多の年でした
世界的にも 結核患者が多数いた時代です

もっとも結核に関しては 近年,2017年にも
1000万人が新たに結核と診断され、160万人が
死亡している古くて新しい病気ですから
相関は低いでしょう

以上 ここ約100年の間の合計9回あった
大発生のうち8回がなんらかの感染症流行と
重なっていました
8割を超えてますがどうですかねぇ?

むろん これらの感染症は元となる
ウィルスなど発生地も種類も異なりますし
それらをイナゴが媒介とかいうんじゃなくて
例えば 大量発生するに適した外的要因
大気循環や地勢的条件 平均気温や穀物の
育成状態等々 なんらかの複合的な要素が

サバクトビバッタ,バッタの大発生,アジア風邪,香港風邪,エイズ,スペイン風邪,コレラ,感染症,パンデミック,武漢ウィルス,イナゴ,蝗,新型インフルエンザ,

重なった時に発生するメカニズムと感染症の
パンデミックとの間に何かの繋がりがあると
仮定しても そう絵空事では無いようにも思えます

A・ウェゲナーもルイス・アルヴァレズも
ねじがぶっ飛んでるといわれましたからねぇw 

この一致に真理が含まれているのか
単なる与太話と思うかは みなさんの
個々の判断に任せますよ

その他の軍事系記事を見たい方は
↓をポチッしてください 
にほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へ

にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 #エイズ #スペイン風邪 #コレラ
 #感染症 #パンデミック #武漢ウィルス #イナゴ #蝗

#新型インフルエンザ #病気 #ウィルス

当サイトのプライバシーポリシー