ロシアのカムチャッカで双発ターボプロップ機
アントノフAn-26が墜落しました
カムチャッカのロシア旅客機An-26墜落事故
乗客乗員全員死亡＝ロシア非常事態省
資料映像
カムチャッカ航空会社によると、通信が
途絶えたのはパラナ村から9キロメートルの
着陸態勢に入る直前だったという。
ロシアのミシュスチン首相は、カムチャッカ半島で
消息不明のAn-26機の状況調査を行うべく
特別委員会の編成を命じた。連邦航空局が発表した。
スプートニクより
ロシアで旅客機が音信不通、28人搭乗
ロシア極東カムチャツカ半島（Kamchatka Peninsula）
で28人を乗せた旅客機が音信不通となっている。
非常事態省の話として、同半島ペトロパブロフスク・
カムチャツキー（Petropavlovsk-Kamchatsky）から
パラナ（Palana）へ向かっていたAn26が、予定
されていた通信を行わなかったと伝えた。AFPより
結局 乗客乗員28人全員死亡とのことです
最悪の結果となりました
※地元の交通検察当局の報道官によれば
乗客23人(内子供二人)乗員6人の計29人説アリ
かなりなロートル機
飛行機はカムチャツカ航空エンタープライズと
呼ばれる会社に属していました。
同機は1982年から稼働しており、飛行許可の
証明書の有効期限は今年8月末まででした
タス通信
当時、この地域の天気は曇りでした
「15.00（モスクワ時間06.00）のデータに
よると、パラナは曇り、連続した低い雲で
したが、降水はなく、毎秒2〜8メートルの
風が吹いていました。可視性-50 km、
水平方向の可視性-通常」
Interfaxなどより
同型機は3月にも墜落していた
今回の機体も39年飛行してきた機体で
構造的な疲労などそのへんのこともあった
と思われます
またカザフスタン国境警備隊所属の同型機が
3月13日土曜日にカザフスタンのアルマトイ
空港で着陸に失敗して、6人の乗員のうち
4人が死亡しています
この他の ロシアでの最近の墜落事故
2019年5月にフラッグキャリア航空会社の
アエロフロートに所属するスホーイスーパー
ジェットがモスクワ空港の滑走路に墜落して
41人が死亡
2018年2月、サラトフ航空のAn-148航空機が
離陸直後にモスクワ近郊で墜落し、搭乗して
いた71人全員が死亡
その後の調査で、事故は人為的ミスが
原因であると結論付けられました。
おまけ記事
ここ一週間で3機も墜落 これは・・
(荒れるでぇ～ 航空業界)
フィリピンで軍輸送機が墜落、50人死亡
住民にも犠牲者/bbc
実は前のフィリピン機墜落の時に書こうかと
思ったんですが このところ航空機事故が
続いて発生しています
アメリカボーイング737型貨物機墜落 7/3
フィリピン ロッキードC-130H機墜落 7/4
そして今回のカムチャッカ航空機墜落 7/6
このように かなり短い間隔で発生しています
普段ならこんなに立て続けに墜落は発生しません
だいたい 年間の航空機事故の平均値に沿うものです
１９９０年以降の30年間で年平均は１０．７件です
つまり365日で約11件のはずが この一週間で
3件も発生しています
これが ゆらぎ つまり平均からのズレという
現象です
金融でよく聞くボラティリティはこの平均値との
関係で 値が大きければそれだけ平均値から
乖離しているわけです(金融なら値動き大となる)
車の流れも平均的なスムースな交通量が
ある時 団子状態となり混雑します
あっ 陰謀論を期待した方 つまんなくてサ～セン
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