これは日本の航空界にとっても なかなか凄い事です
このプロジェクトの良いのは次の二点があげられます
まず超音速旅客機というのは 21Cの乗り物として
相応しい航空機です
コンコルドの時代から言われていた衝撃波や
付随する騒音の問題に対して 今回の研究は
大いに価値あるものと思います
またこの高速機の騒音低減は大きな社会貢献を
する可能性があります
かつてボーイングが開発していたSST
ECOは決して温暖化などだけではありません
騒音などの住環境問題も大きいはずです
例えば沖縄の基地問題にみられるように大きな
ジェットによる爆音は地域住民の反感を
ますます強める一因となります
こうした騒音低減技術が軍用機にも応用されれば
少しは理解が得られる機会も増えるでしょう
もう一つは 今回の計画がXシリーズとの共同
作業だという点です
アメリカの軍事力が世界最強なのはなんといっても
強大な航空戦力 航空機開発能力に拠るところが
大です
(制空権を奪われたらそれで終わりですから)
その航空技術を支えてきたのがNASAと米空軍の
主導の元に多くのメーカーが参加したXシリーズです
戦後に足枷を付けられていた日本にとって
綺羅星の如く輝く 数多くの実験機群は
そのまま両国の航空技術の差となって
現れていました
それが今回 X-59 QueSSTの開発に一役買うと
いうことは日本もXシリーズ開発に加わったと
いっても良いのかなぁという感慨です
この計画とは異なりますがF-3ステルス戦闘機の
開発も控えています
宇宙開発の分野では確固たる地位を築きつつありますが
航空機分野でも 日本製が数多く空を舞うことを
願っています
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