秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

ueoisaiur

皆様、暑い日々が続きますが、お元気でお過ごしですか?

僕は暑いのは苦手で、もうここ最近ダウンしてます。













話は変わりまして、子供の時の記憶をちょいっと語ります。





小学生低学年の頃です。ある日ふと気がついた。

「僕は生きている」

まあ当たり前と言われればそうなんですが、「生きてる」ってことをやってること

に気づいたとき、恐怖を感じた。怖かった。もう初めからやり直しがきかない。

それまで生まれてからこのかた意識せず「生きている」ってことをやってきたん

だ。

陸上のレースみたいに、「よーいスタート!」って走って生きてきたんではなくっ

て、気がついたらもう走っていた。いや、いる、走っている。

生きているってことをいままでやってきたんだなぁ~って体で実感して分かってく

ると恐ろしかった。

もう自分が意識する前から知らない間にすでに始まっていた。

やり直しがきかない、絶対的な決定事項。

呼吸しなければ生きていけない怖さ。

もうすでに始まっていた。

生きることを恐怖で持って自覚した時。

息を吸うのを義務のように必死で空気を吸っていた。

吸わなくては生きていけない現実。

この中でしか生きれない現実。

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