あきのりは歌のある音楽が好きです。ハミングできる、またはできそうな音楽が好きです。
それは歌うことができるからです。歌うことができる音楽は息を吸ったり吐いたりしながら『ノリ』やすい。
そして『ノル』ことができると感情移入しやすい。音楽の中に入っているいろんな意味が感じやすくなります。
そして感情移入ができると、心のわだかまりが溶けたりします。歌にはそういう効果があります。
1月20日の呼吸のダンス ワークショップで、カーペンターズの歌を取り上げます。
カーペンターズは誰でも知っている有名な曲を何曲も作っていて、ハミングしやすい名曲がたくさんあります。
ハミングしやすい理由は、覚えやすい曲調と聞き取りやすい歌詞と音楽のハーモニーが揃っていることで、それらが一体となったカーペンターズの音楽は呼吸しながら歌うにはとてもいいのです。
そしてカレンの歌声は響きがとてもすごい。地響きのように思うくらいバイブレーションが聴き手に迫ってきます。
今曲を選んでいるところです。候補としては、「Rainy Days And Mondays」とか、「Hurting Each Other」とかを考えています。
Rainy Days And Mondays
Hurting Each Other
どの曲を使うかは当日のお楽しみに!
では皆さまのお越しをお待ちしております。
講師 秋紀芳慧 (あきのり よしえ)
パフォーマンスグループ『ayami yasuyho (アヤミヤスヨ)』主宰。パフォーマー、音楽家、美術家。実験的バンドのパフォーマーから、能楽、演劇、舞踏、バレエ、HIPHOP、コンテンポラリーダンスを学ぶ。身体を呼吸から見直すことからオリジナルの身体表現活動を開始する。代表作に「SUPER SILENT MYSTICISM」「WORLD AND MIRROR (京都EXPERIMENTフリンジ参加)」がある。音楽制作では具体音を使ったサンプラーを使って、即興的要素を取り入れた独自の演奏活動を全国で展開。アルバム「yaki」を2013年に発表。
アシスタント 栃本あずさ